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詩は元気です ☆ 齋藤純二

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読書解禁

thread
本を読む
頭が痛くなっても
ページをめくる、めくる、めくる

僕は詩を書くことで
自由時間を費やしてきた
自分の世界が楽しくて心地くて

本を読むと自分の世界が
気づかない間に影響されて
あれっ、ってことになると思い
ずいぶんと読まなかった

だけど、改めて自分の詩を読むと
特別にイカした世界を
描いているわけでなく
けっきょく世間色になっている

どこかで感じたような世界

それでいいんだ
そこがほんとうに
落ち着ける場所なのかもしれない

諦めっていうより
受け入れられるようになったのだろう
いい歳してこれが成長か
なんて、思っているのだから
少しでも長生きはするもんだ

それなら読書を解禁

本を読む
図書館の本を右から左へ

長時間、座っての読書は腰にくる
左足の靴を脱ぎ
足をぶらぶらさせる

右足をのばす
テーブル席の前に座っているひとの
足を蹴ってしまう

すみません

あれっ、と思ったら
自分の脱いだ靴を蹴っていた

それでもページをめくる
まだ自分を進化させたい、と
めくる、めくる、めくる

今日も読書はまだまだ続く
続く、続く、続く

#詩

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焦燥の夜

thread
廃墟のように静寂な夜の街
俺たちはいつまで騒ぎ立て
反響する声に酔っているのだろう

残り少ないチューハイ缶
振ってみれば底で波打つ時化た音
期限が切れそうなモラトリアム

フラフラと自由を気取っては
真面目な奴をダサいと笑っていた
でもわかっていたんだ
闘いもせずに俺たちは戯けて
何も手にしていないことは

この街では溜息が
虚しさとして跳ね返ってくる

公園のブランコで鎖を軋ませ
沈黙にキィーキィーと揺れながら
俺たちは今ㅤ焦り始めている

#詩

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ひとりニュースタイム!

thread
ニュースです

グラスの中で氷と氷がぶつかりㅤ透き通る音が素敵に響き
僕は波に乗ってㅤどこか遠くへ行ってしまった模様です
警察によるとㅤふと消息を立ってしまったのはㅤこれが初めてのことではなく
過去の行動から推測してㅤ僕の行きそうなところを探っているようです
早く発見して欲しい気持ちはㅤちょっぴりありますが
今はひとりを楽しんでいるということで
そっと見守るのも僕のためになると考えられます

では天気予報です
天気お兄さんㅤよろしくお願いします

はーい
天気お兄さんの僕です
今日は日中ㅤ綿あめの雲が降りてきて
甘い甘いおやつタイムが楽しめることでしょう
夜になると三日月さんのあごがとんがり過ぎて
釣り針になってしまいㅤ僕が釣れて笑っちゃうことでしょう
ではㅤお返します

ありがとうございましたㅤ天気お兄さん
ニュースに戻ります
ちょっとお待ちください
はいㅤはいㅤこちらですね
速報が入りました
重大なニュースです
只今ㅤ僕が発見された模様です
なんと
僕はソファに座ってサイダーを飲んでいたところㅤ発見されました
もう一度 繰り返します
僕はソファに座ってサイダーを飲んでいたところㅤ発見されました
どうやらくつろぎの旅に出ていた模様です
いやーㅤこんなハッピーなくつろぎがあるのですね
本日は予定を変更致しまして
僕が発見されたニュースをお送り致しました

ではㅤこのへんで本日は失礼致します
またㅤ明日
#詩

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めだま

thread
なまたまごはきいろいめ
ぼくをみているみたいだけど
どこをみているのかわからない

こわいからしょうゆをかけた
そしたらくろいなみだになった
もっとこわくなって
むちゅうでかきまぜた

ぼくはおかあさんにおねがいした

あしたのあさごはんは
めだまやきにして

そういったぼくはもっとこわくなった

#詩

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ひとりクレナイ

thread
図書館の帰り
夕暮れに染まる公園
スペシャルなクレナイ

ベンチに一枚の枯葉
僕を待っていたのだろうか

お待たせ

声を掛けても
返事もしてくれない

風が吹いて
もう一枚の枯葉が流れてくれば
ベンチの枯葉に寄り添い
カサカサと耳打ちをしていた

ふたりは次の風にのり
手を繋ぎ愛の巣に帰ってゆく

僕といえばひとりベンチ

寂しげな香ばしき秋が
鼻から全身に染み込んで

ひとりロマンチック
僕がはにかむクレナイ

#詩

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ボブディランというの風

thread
答えは風が知っているだけさ

歌声は鳥瞰した落ち着きに満ちて
俺たちは意味わからなく風に吹かれ
何処かへ連れて行かれるわけなく
此処にいて冷える答えに襟を立て

答えは風が知っているだけさ

しゃがれた声は俺たちに教えたさ
正義は右だとか左だとかではなく
まずは間違いから目を逸らさずに
自分が悪党にならないことなのさ

答えは風が知っているだけさ

どれだけの弾丸が飛び交うのなら
俺たちは戦争が見えるのだろうか
何のために歩き続けるのだろうか
立ち止まると風の歌声が聞こえて

答えは風が知っているだけさ

#詩

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詩を書いてみよう! 「比喩」編

thread
「詩ってよくわからないし、書ける気がしません」
そう言われることが多々あります。小学、中学生の時に詩を書く機会はある思いますが、どんなふうに書けばよいのだろう、なんて思ったことはないでしょうか。作文なら、何々があったと出来ごとを書いてそれについてこう思った、と書けばある程度は読める文になります。

では、詩は……。

『詩は元気です ☆ 』とブログを立ち上げている私としては、皆さまが詩を簡単に書けて楽しくなってほしいと思っています。これを読んだら誰でも詩が書けます、を目指して記事を綴っていきます。なんでもない日常が詩の世界で広がりますように。さあ、第一弾を行ってみましょう!

今回は「比喩」を中心とした書き方を説明します。

詩にはよく比喩が使われます。何かを描写する時に、ある共通点を見いだして他の物事を利用し、それを表現するのが比喩です。では、その比喩ってどんな効果があるのでしょう。
AのモノをAという言葉を使わずに表現する。

「りんご」、りんごという言葉を使わずに表現したらどうなるか………




『りんご』


寒さに色づいた君がいる

きょうは持久走大会だというのに
僕の気持ちはどこへ向かっているのだろう

できることなら君の横で走りたいけど
女子の後に男子が走るのだから仕方ない

だけどチャンスはある
君は走るのが苦手だから
僕が必死に走れば追いつくかもしれない

僕は走った
君に頑張れが言いたくて走った
ああ、苦しい
でも負けないぞ
絶対に追いついてやる

お腹をおさえながら走る君が見えてきた
僕は最後の力をふりしぼり走った

念願かなって君の横にたどり着く

声をかけようとすると
君の頬は薄紅に染め
汗にぬれ輝いていた

僕は君の頬をさわったこともないけど
そこは甘酸っぱい味がするに違いないと思った

そんなことを想像していたら
なにも言えずに君に背中を見せながら
ゴールへと最後の力をふりしぼり走った

情けなくて悔しくて

僕は走って走って走り続けた
君にいいところを見せたくて




今、即興で書いたのでツッコミ満載の詩ですが……
題目が「りんご」ということで、本文の全てが比喩となっています。題目を決めてしまい、今まであった経験などを題目の言葉を使わずに書いてみると面白いかもしれませんね。


ではもうひとつ例文を使って説明します。
ふたつの文を比較して、詩っぽく書く方法を説明します。



★ 詩っぽくない文



『仕事をサボって』


喫茶店の丸いテーブルには

ミルクの入ったコーヒー

申し訳ないが今日は仕事をサボろう

自分の時間はもうたっぷりある

カウンターの向こうで食器が
カチャカチャなっても気になりません

ジャズのBGMが最高じゃないか

もうネクタイはカバンにしまって

時間に追われる日々など忘れ

コーヒーをゆったりと満喫しよう

ん〜
このコーヒーは最高だね



まさに、サラリーマンが今日ぐらいは仕事をサボってしまおうかな。風邪を引いたということにして…。そんな状況の一コマを説明した文になっています。では。。。



☆詩っぽい文



『ないしょの平日』ㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤ←いったい何が書かれているんだ、と想像させる。
ㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤ題名プラス本文で完成される。題名の文字を本文で使わㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤない。

まるいテーブルㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤ←まだなんだかわからない。想像させる。

雲をのせたカフェ・ラテㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤ←比喩を使う

窓の向こうはスーツがながれㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤ←サボることをなんとなく伝える

ごめんなさいを楽しむㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤ←同上

ゆったりとその雲は落ちてゆくㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤ←比喩を使う

カウンターの向こうでは食器がはずみㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤ←普段はマイナスイメージがこんな日はㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤプラスに

ジャズの音色が沁みてきてㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤ←いつも以上にBGMがしっかり聞こえてくる

ネクタイをカバンに詰め込みㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤ←サボることをそれとなく

いつもとちがう雲をㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤ←普段とはコーヒーの味も違う。比喩を使い

飲み干さないようにㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤ←時間を飲み干さないという、時間の具現化

僕はこの時を止めてみたㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤ←シメ。理由。願望。いったいこのひとはなぜ、ㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤ仕事を…(意味深)。


比喩と言葉にオブラートをかけ、はっきりとした状況を描かずにして、読者に想像してもらうように「モヤっと」表現しますと、なんとなく詩っぽくなりますよね。

ほんの一例ですが、どうでしょうか?
練習で「りんご」や 「みかん」などの題目で挑戦してみては……
ぜひ、楽しんで詩を書いてみてください!
#詩 #雑記

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味噌ラーメンが食べたい

thread
どうしても味噌ラーメンが食べたかった
昼時のわりにはほとんど並ばないで
麺をすすることができそうだ

アスファルトからは熱気がむんむん
店に入ると冷房はそこそこ効いていて
汗が徐々にひくのを感じていた

少々お待ちください

そう言われスタッフの邪魔にならないよう
通路の端に佇む俺 並べられた漫画本から一冊抜き
グルメ紀行のストーリーで苦にならない待機時間

外でお待ちください

えっ なんでだよ
ひとり客が出れば直ぐに座れるし
外は蒸し風呂だし
おいおい 俺ってそんなに邪魔なのかよ
こんなに気を使って小さくなっているのに

ここは騒いではいけない
美味しい味噌ラーメンが待っているのだから
店の外に出て看板の横でひとり
俺 ラーメン待ちです
みたいな感じで突っ立っている
暑い 暑い 暑い
早く涼しいところで味噌ラーメンをすすりたい

仕方ない
この漫画の一話が終わる頃には店へ入れるだろう

漫画 外に持ち出さないでください

スタッフがわざわざ外に出てきて気分を悪くさせた
確かにそりゃそうだけれども それくらい いいじゃないか
味噌ラーメンを食べるためになんだか惨めな感じだ

そうきたか兄さん
もう ラーメンはいらないよ

俺は漫画本をそのスタッフに突きつけ
むんむん暑い商店街の人混みに消えた

食べたくないカレーライスを頬張っていた
あの味噌ラーメンは美味しいのに嫌な店だ
いや ひとりのスタッフと相性が悪いだけなのだ

けっきょく俺は意地も張れない男だった
日が傾きかけると
またラーメン屋の暖簾を潜っているのだから

さっきはあのラーメン屋には一生行かないぞ
なんて意気込んでいたけれども
俺の胃袋はやはりこのラーメン屋に握られているらしい

あちゃ まだあのスタッフがいる
惚けてすっと入ってしまえばいいさ
そうそう 俺は客なのだから

いらっしゃいませ
こちらのカウンターにどうぞ

なんだその笑顔
さっき漫画本を突きつけたことはなかったような空気感
接遇はけして悪くないじゃないか

昼時の俺はどれだけ感じの悪い男になっていたのか
腹が減ってイライラしていたのに違いない
反省 反省

さっきは済まなかったよ 兄さん

いえ 大丈夫ですよ
ちょっと待ってください……
ああ これでしたね

さっきの漫画本を持ってきてくれた
なんだよ めちゃくちゃ気の利くスタッフじゃないか
俺の完敗 しかもコールドゲーム



ありがとう

やっと俺も素直になれた気がした
これで煩わしさもなく味噌ラーメンが満喫できるぞ

味噌ラーメンをお願いします

へい 味噌一丁入りました

#詩

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軸の穴

thread
もしもを考え
もしもに抑えられ
ここにいる僕
回って
そこには行けない

どうしてを考え
どうしてに抑えられ
ここにいる僕
回って
そこには行けない

だからを考え
だからに抑えられ
ここにいる僕
回って
そこには行けない

なんだを考え
なんだに抑えられ
ここにいる僕
回って
そこには行けない

#詩

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自己偏愛

thread
強いネガティヴ思考
この世界では価値のない
マイナスへの道のり

成功への方向に進んでいても
失敗する自分を見ようとする
この心虜はいったい

コツコツ積み上げた努力
最後の最後で壊してしまう行為

目の前にある
崩れた残骸を見て落ち込むくせに
何度ㅤ繰り返してきたのだろう

哀れな自分をふと愛してしまう
麗しげを枯らせながら
私の中にいる怪物が
今も私の形成に加担する

人間はあらゆる厄介と共存する
私の場合ㅤ落ちて行く魅惑に誘われ
負のスパイラルを滑りながら
この道を生きてしまう

#詩

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