波間の時に目を閉じる 今日もお疲れと 囁く声が聞こえたのなら 私の望む世界に寛ぐのだろう 終着駅は知らずの旅に 身を寄せてみれば 力は抜けて いったい何のために なんて考えなくても良い 底へゆく 古巣は静かに両手をひろげ 手を合わせる私を待っている
今日でこちらのブログを始めてちょうど二年になりました。ご訪問してくだされる方には誠に感謝しております(二年の総アクセス数は28万、一日の訪問者数は50〜350人です。とてもありがたい貴重な数字となっています)。これからもいろいろな詩を書いていこうと思っておりますので、何卒よろしくお願いします。 詩は元気です☆ みなさまもお元気でありますように‼️
僕の身体は 関節ポキ男になったようです あらゆる関節が ポキポキと鳴るので困ります とくにそれで めちゃ痛いってことはないのですが ポキポキと音がするので 目立ってしまいひと目が気になって けっこう大変でなのです 階段でポキポキポッキー キーボードでポキポキポッキン 振り向いてボキボキッ お辞儀してポキッ 食べる時はポカッポカッポッ と、いった感じで みなさんが僕のことを注目するので なんだか気が疲れてしまいます だから開き直って 自分から関節ポキ男って名乗り ポキ男ダンスと言って 関節をポキポキ鳴らして ブレイクダンスを踊ってみせます なぜかこれがウケているので こんなおちゃらけキャラを極め この道で行こうなんて思っています そんなわけで僕は最近 関節ポキ男になりました
どれくらいの器に どれくらいの言葉の 景色と思いを詰めこみ 創ってゆこうかな 開けたら美味しそうで 食べてしまいたい 色彩豊かな日曜日の ランチを楽しめるような ひと時を仕込みながら サービス精神が 小さな愛に変わるくらい 大好きを詰めこみ 君は微笑みながら 心が言葉を食するように 満足させたいなあ
「無理」と言って 君は反射的にその場を避け ああ無理、無理 これも無理、あれも無理 それはもっと無理 無理、無理、絶対に無理 個室だけを世界にして 無理と言って布団を被り 今日が始まり今日が終わって 無理が家中に響き 不安が籠り 暗く重たくなってしまうけれど 悔しさに拳を握り ひとを傷つけてしまったと 自分も傷つくやさしさ 心は自分と闘い けして逃げているだけではない 君を知っている 押し込んだ感情の言葉から 発信された小さな信号を 今は見逃さないように 私たちは君を無理と言って 諦めやしない 君をずっと待っている
なんたって 僕が 歩くのは 向かっても 逃げても 最初から 曖昧で 足が 進み 今さら 後悔とか 納得とか もう それくらいで いいか 僕の後ろも 前も いつも 草むらで どこから どこへを 知らず 楽しんで
落ちる連続 削る飛沫の音を斜めに 僕は横になり ひつ粒ふた粒と 顔に落ちるのを楽しみ 動けないでいます 昔の心配な匂いの記憶 癒されているような後悔が ほんのりと包み もういいのです 精一杯だった僕は冷たく アスファルトに沈み 納得の直線 銀いろの元をたどりながら 浮き上がっています 箱をおいて さよならの雲が視界を遮り 垂れた生暖かさに 幸福を重ねています そろそろですね 僕が僕でなくなる時は わかっています 肩を叩かれたのですから 初めてほんとうの ありがとうが言えそうです それでは ありがとうございました
検討はついていた 診断を聞かされ つい笑ってしまった 自分では前向きに、と 行き着くところの 挑戦の表れだったんだ 笑うところではない と、叱られたのだが 医師の感情に 合わせろ、とでもいうのか せめて 何かおかしいですか? とか、訊いて欲しかった 先生、俺は生きたいんだよ
熱風で汗がふきだし 僕らの地球は 誰の世界なんだろう ぶあ ぶあ ぶあ ぶあ ぶあ ぶああ ちょっとばかり お利口だからって ぶあ ぶああ 時間をつめこんで 僕らは笑われ 池が草木が揺れている ぶあ ぶあ ぶあ ぶあ ぶあ ぶああ 不自然な僕らは お日さまに怒られて ぶあ ぶああ
無矛盾の詩には 無矛盾の矛盾がある あなたらしい表現の 99%は矛盾なのだから 無矛盾の詩には 無矛盾の矛盾がある 無矛盾の詩には 99%の矛盾があり 無矛盾の詩になる 1パーセントの勘違いと 99%の矛盾で 無矛盾の詩になる