Search Bloguru posts

詩は元気です ☆ 齋藤純二

https://en.bloguru.com/shoboter99
  • Hashtag "#詩" returned 1229 results.

freespace

⚪︎ X (旧Twitter) 齋藤純二
https://mobile.twitter.com/@shoboter123

⚪︎リンク 🔰初心者向け詩の掲示板
https://www3.rocketbbs.com/13/bbs.cgi?id=mydear

⚪︎リンクㅤネット詩誌『MY DEAR』
http://www.poem-mydear.com/

⚪︎MY DEAR 詩の仲間たちツイッター
https://mobile.twitter.com/mydear2000s

“ # ” のついたタイトルはツイッター詩(140文字以内)

#虹詩

thread
何があったのだろう

縁側から裸足で飛び出し
真夏のかんかん照りの下で
君の涙は風に吹かれ七色を飾る

涙の不思議は慰めも忘れさせ
僕は見惚れていた

あなたも意地悪なひとね
惚けた顔して

きりっとした視線の先には
もう色などなかった

#詩

People Who Wowed This Post

#ひまわり詩

thread
黄色い君は夏の友だち
手をひろげ
すこし頭を傾げ
僕に話しかけてくる

どこへ行くんだい
帰ってきたら聞かせてよ
僕の知らない夏を

うん
今日は海へ行くんだよ
君にあとで
貝がらを見せてあげるよ

楽しみだよ貝がら
どんな形で
どんな色なんだろう

じゃあ行ってきます

行ってらっしゃい

#詩

People Who Wowed This Post

想い出

thread
ちょっぴり寂しい気持ちになっても
静かに落ち着いてゆく

モノクロな写真を繋げた物語には
僕が曖昧な視線でいる

誰にも声を掛けられず
主人公を演じているのさ

風に吹かれ前髪が
揺れるくらいの動きを感じながら
僕が僕の田舎を見ている

#詩

People Who Wowed This Post

カウセリングへ

thread
どんな夏にしたいですか

と、囁く朝の生温い風は

なんだか気力のない僕に

らしさ

を、取り戻して欲しかったのでしょうか


ああ、また勝手なことを考えています

でも
問題はらしさがわからなくなったのではなく

生きようとする力が湧いてこないのです

まずは、どうにかしたい

と、いう気持ちを取り戻すため

今日は話を聞いてもらうために行ってきます


(とあるひとへ、いってらっしゃい)

#詩

People Who Wowed This Post

いわき七夕朗読会

thread
流された街は乱離骨灰(らりこっぱい)
崩れた建物は積み重ねられ瓦礫の山
異様な臭いに言葉をなくし

海の前で帰らぬ家族を待つことさえできない
原発事故によるさらなる悲劇

被災地の途轍もない哀しみの前で
私は震災の詩を書くことはできませんでした

それでも被災地に
寄り添うための詩は書けるのです

二〇一八年七月七日
いわき七夕朗読会
復興を願う詩人が遠方からも集まってきて
詩人の詩を朗読する声が被災地へ届けられていく

いまだ放射線量が高く帰還困難区域となる場所もあり
被災地の方々は避難され疲れきっている

周囲に驚くほどあったフレコンバッグは
今も中間貯蔵施設に休む間もなく運びこまれている

まだまだ震災の爪痕に脅かされています
関心が被災地から薄れぬよう
私たちは復興を願い表現していくのです

そして被災地からも
原発反対を訴え続ける詩人たちがいます
春も夏も秋も冬も現状と向き合い
時に厳しく、時にせつなく、時に涙ながし
優しく強く、時にはユーモアで乗り切ろう、と

日々、復興のために詩を綴り表現されている
そんな神さまみたいな詩人たちも応援したいのです

いわき七夕朗読会での願いが天に届き
いつまでも強い絆で復興のために詩を輝やかせつつ
どうかみなさまと大地がもっと元気になりますように

#詩

People Who Wowed This Post

止まった時間

thread
止まった時間
帰還困難区域だった処は
ひとの時間が止まっていた

海が目の先にある
骨組みを残した鉄骨アパートだろうか
草むらの中で風が抜けている

不思議と流されなかった下駄箱
住民の靴が整えられたまま入っている

壁も屋根も流されてしまっているのに靴はそこにあり
その情景は私に何を伝えようとしているのだろう

震災八年目の夏
防潮堤は新しく高くきれいな曲線を描く
防潮林は膝の上あたりまで伸びて
その奥に廃墟はあるが誰を守るというのだろう
まだ住める土地にはなっていない

哀しみがあったろうに
それを語る住民も暮らす環境もない
なのに下駄箱には靴が並べられている

時間はまだ止まっている

#詩

People Who Wowed This Post

忘れない僕

thread
宿題というわけでもなく
忘れてしまってもいいのですが
僕の時間が囁くのです

そろそろ、詩を書きますか

もし僕から詩を書くことを
抜いてしまったらどうなるのでしょう

意外と大丈夫だと思います
たぶん、何か次のことを始めるでしょう
表現したい人間なのですから

吐き出さないと
僕が僕の中でいっぱいになり
苦しくなってしまうからです

でも、なるべく吐露にならないように
サービス精神だけは忘れず
生きていこうなんて思ってます

忘れてしまってもいいのですが
忘れないのが僕なんです

#詩

People Who Wowed This Post

巡る

thread
目に見えない敵とは
デジタルの数値で知り距離を置く

福島の被災地を巡る

反り返った防潮堤は何処までも続く
哀しみの経験から設計されただろう形は
涙の曲線で押し返してくれるはず

まだ小さい防潮林は何処までも続く
膝くらいまで伸びた松の木は
未来がたくさん詰まっているに違いない

八年目の夏も魚を下ろせない漁港
七キロ先には現発事故の靄がかかっている
それでも復興の手は休めずに
重機はガリガリと明日のために唸っている

緑は茂り鳥は飛ぶけれど
流された家に残された下駄箱には
まだ靴がひとを待っている

復興は少しづつ進んでいるが
だけど帰れぬ帰還困難区域があり
せつなく惨さを押し付けてくる

見えない敵をつくり出したのは
人間だという原因が其処にはあった

#詩

People Who Wowed This Post

七月

thread
過去は何度も同じ場所を走り
轍は深くなるばかり

どうしても抜け出せない
自分ループを続けてしまう

梅雨明けの太陽さえも
暑さを感じることができず
汗の流れに現実は冷めてしまう
嘲笑された感覚だけが走り

許せぬ自分を忘失できれば
もう詩はいらない

#詩

People Who Wowed This Post

いわき七夕朗読会

thread
いわき七夕朗読会
さてさて、詩に関わる活動で今週はなかなか密な感じになってきた。今までは詩を書き、ネットの掲示板サイトへ投稿していただけだったけど、詩人会の活動、投稿された詩への感想や評の書き込み、詩誌への作品を書き、ツイッターのテーマ詩企画、送られてきた詩集を拝読、そして七月七日はいわき市で行われる朗読会へ参加する。なんとも詩に関わる環境がここ数年でかなり変わってきた。すべて自分から望んで行なっているのだから、たいへんだけれども楽しいにきまっている。その分、自分の詩には興味が薄れてしまった気がしている。でも、それでいいと最近は思っている。ひとの詩活動を盛り上げたい、という気持ちの方が上回っているのだから、それでいい。やっとやりたいことの手掛かりが見えてきたようだ。

いわき七夕朗読会では、被災地に立ち詩を朗読するといった復興を願う朗読会になっている。震災の詩は、私にとっては難しかった。しかし、正直な気持ちをのせた作品が書けたと思っている。声高らかに朗読しよう。

#詩

People Who Wowed This Post

  • If you are a bloguru member, please login.
    Login
  • If you are not a bloguru member, you may request a free account here:
    Request Account
Happy
Sad
Surprise