夢では暮らせない、それだけのことさ 夢は叶わぬ、叶えよう夢なのさ 夢では暮らせない、簡単なことさ それでも闘う、強さを持つことだろう 夢では終わらない、それだけのことさ 夢は叶わぬ、叶えようユーモアなのさ
すべてをあなたから聞いた訳でもないのに 勝手な想像しているだけで 萎びた脚本を書いているのかも 勇気を振りしぼり ストレートにあなたへ聞いてみた 僕はあなたに嫌われている? そしたら逆に質問された あなたは私に嫌われていると思っているの? ……もしかしたら嫌われていると思っていたけど 僕は勘違いされているという 勘違いを勝手にしていたのかもしれない もう僕の質問に答えなくていいから 僕が君を好きだということの方が 大事だと気がついたから それって……
流しにいつもの食器の山 少し力が入っていたかもしれない 大皿が折れてしまった 膨らんだ泡の中 同じ時を過ごした愛おしさ 手の止まる想い出たち しかし割れるから良いのだろう 私たちも終わることに違いはない 丁寧に包んで捨てなければいけない 感謝を忘れない私たちは日本人だ
初めまして2017年12月7日 今のところ僕にとって特別な日ではないが もしかしたらいい事が待っているかもしれない いや、こちらからいい日にしようじゃないか 冷たい空気が超新鮮できたきたきたー、って感じだし すでに侘助が可愛く咲いているし 太陽はさんさんさん、と何気に暖かいし そうそう、積極的で有意義に行こうじゃないか 楽しんでもしょぼくれても 2017年12月7日は最初で最後の日だしね
イヤフォンからはハワイアン 僕は今、ゴツゴツした波に揺られ 歯をくいしばり立っている 波にもまれないように しっかりと手のひらで硬く白い 浮き輪にしがみついて まだこの海で遊んでいたいけど いつもと違う砂浜に打ち上げられ さっきの波に乗ろうとしたけど ああ、置いてけぼり のんびりとしたハワイアンが ザッブーンと苦笑いしてた
切ない声の歌 硝子の冷たいメロディ 眺めた景色の四角 曇天壊れた旋律の現実 傲慢な風 誘われたい轍のリズム 不安定な希望を嵌める安心 腕時計に感じる体温 駅へ続く蟻の衣 綺麗な縦列の改札口 摩擦を減らす朝
Dear From 繰り返す 手紙は自分を裏切らない 確実に戻ってくる親愛 円形矢印は孤独と言われるが 生きるための純度のユーモアなのに 知られていない お前は知っているんだろう 俺に愛されていること From Dear
君は夢を追いかけるひと? 僕は現実を追いかけ過ぎて もう夢の中でしか生きられないほど イカれた詩を書くひとになってしまった 正確さなんてもう求めやしない だって僕の存在について考えようとしても どうせほらっ いつものメシ食ってからにしよう、と 食道に現実をながしてしまえば ほらほら イビキをかいて眠ってしまうのさ グー、グー、グー、グー、クワッ 目覚めたと感じたら 微睡みの中でモヤモヤ詩をつづる 僕はなるべく、逃げてないよ そんなケチなことは言わずになんとかさ 結局のところ僕は いまだに夢に追われるひとなのさ