なんとなく詩が緩衝言語
Dec
1
僕は現実を追いかけ過ぎて
もう夢の中でしか生きられないほど
イカれた詩を書くひとになってしまった
正確さなんてもう求めやしない
だって僕の存在について考えようとしても
どうせほらっ
いつものメシ食ってからにしよう、と
食道に現実をながしてしまえば
ほらほら
イビキをかいて眠ってしまうのさ
グー、グー、グー、グー、クワッ
目覚めたと感じたら
微睡みの中でモヤモヤ詩をつづる
僕はなるべく、逃げてないよ
そんなケチなことは言わずになんとかさ
結局のところ僕は
いまだに夢に追われるひとなのさ