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詩は元気です ☆ 齋藤純二

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お前、本気かよ、それっ

thread
図書館にてある月刊詩誌を読む

詩人と名乗る人物があーだの、こーだの
詩について批評をしている
なんとか論まで出てきてしまい

正直さ
かっこ悪いんじゃないか
マジでさ、詩だけ書いてろっ、て

作品ありきだろ
詩っ、て

読者の想像をなくしてしまう話は
止めてくんないかな
まあ、ようは詰まらない批評で
そんなところで熱くなるんだったら
作品で表現してほしいねっ、てこと
ああ、エネルギーがもったいない

じゃあ、お前、読まなきゃいいだろ

そうなるだろ
でも、ほろっとくる批評もあるからさ
許して欲しいよ、そういうのは読みたいから

監督兼選手をやるには
センスとサラリ感がないと駄目だね
自信なかったら止めることだよ
まあ、それでも勘違い野郎は沢山いるからね
まず、自分が詩人だと勘違いしている

詩集を出版して批評して
詩について語れば詩人なんて
そんなもんか詩人っ、て

死ぬまでわからないだろ
自分が詩人かどうかなんて
とりあえず詩を書いてりゃいいのさ

まあ、誰しも詩人ともいえるんだけどな
その感覚、わかるだろっ
いちいち説明はしないよ、野暮になっちまうからさ

さあ、どんどん詩を書いてくださいな、頼みまっせ

#詩

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どうしても宮沢賢治の童話が読めない

thread
僕は宮沢賢治の作品が気になっている。高校二年生の自分が宮沢賢治を批評なんてしたら、どれだけ文学オヤジ達に叩かれるかと思うと、スカイツリーから飛び降りる気持ちで語るに等しい。ちょい、大袈裟。。。だけど行っちゃうんだよな、いやいや言っちゃうんだよな、性格だから仕方ない。喉に詰まっているものは、吐き出すか飲み込まないと気が済まないから。

えっ、何が気になっているかだって? 気にならないでほとんどの読者が読めるんだと思うんだけど、僕はどうしても気になるんだよ。それは、文の語尾。偉そうに言ってしまうと宮沢賢治の詩に関して、そこはとてもダブりのない完璧でリズムのある語尾になっているんだけど。童話については徹底してそこをあえて拘っている感が否めないんだよね。だから僕は宮沢賢治の童話を読むと、語尾しか目に入ってこないから困ってしまう。ほとんど「〜た。」の語尾。小学生の作文のようだ。まあ、童話だからそうなんだよ、って頭にコツンとやられてしまいそうだけど。

こんな感じ。「〜た。」← をつけた。





『どんぐりと山猫』


 おかしなはがきが、ある土曜日の夕がた、一郎のうちにきました。←

   かねた一郎さま 九月十九日
   あなたは、ごきげんよろしいほで、けっこです。
   あした、めんどなさいばんしますから、おいで
   んなさい。とびどぐもたないでくなさい。
                   山ねこ 拝

 こんなのです。字はまるでへたで、墨もがさがさして指につくくらいでした。←けれども一郎はうれしくてうれしくてたまりませんでした。←はがきをそっと学校のかばんにしまって、うちじゅうとんだりはねたりしました。←
 ね床にもぐってからも、山猫のにやあとした顔や、そのめんどうだという裁判のけしきなどを考えて、おそくまでねむりませんでした。←
 けれども、一郎が眼をさましたときは、もうすっかり明るくなっていました。←おもてにでてみると、まわりの山は、みんなたったいまできたばかりのようにうるうるもりあがって、まっ青なそらのしたにならんでいました。← 一郎はいそいでごはんをたべて、ひとり谷川に沿ったこみちを、かみの方へのぼって行きました。←
 すきとおった風がざあっと吹くと、栗の木はばらばらと実をおとしました。← 一郎は栗の木をみあげて、
「栗の木、栗の木、やまねこがここを通らなかったかい。」とききました。← 栗の木はちょっとしずかになって、
「やまねこなら、けさはやく、馬車でひがしの方へ飛んで行きましたよ。」
と答えました。←
「東ならぼくのいく方だねえ、おかしいな、とにかくもっといってみよう。栗の木ありがとう。」
 栗の木はだまってまた実をばらばらとおとしました。←
 一郎がすこし行きますと、そこはもう笛ふきの滝でした。←笛ふきの滝というのは、まっ白な岩の崖のなかほどに、小さな穴があいていて、そこから水が笛のように鳴って飛び出し、すぐ滝になって、ごうごう谷におちているのをいうのでした。←
 一郎は滝に向いて叫びました。←
「おいおい、笛ふき、やまねこがここを通らなかったかい。」
滝がぴーぴー答えました。←
「やまねこは、さっき、馬車で西の方へ飛んで行きましたよ。」
「おかしいな、西ならぼくのうちの方だ。けれども、まあも少し行ってみよう。ふえふき、ありがとう。」
 滝はまたもとのように笛を吹きつづけました。←
 一郎がまたすこし行きますと、一本のぶなの木のしたに、たくさんの白いきのこが、どってこどってこどってこと、変な楽隊をやっていました。←




ねえ、「〜た。」ばっかりでしょ。というか、「〜た。」しかない。これは、宮沢賢治が意図して徹底している表現方法なのだろう。だけど、僕みたいに宮沢賢治の書いた文章の語尾にしか興味が持てなくなってしまうと、作品自体が読めなくなってしまう。たまに「〜です。」みたいに、「た」で終わらない文字を見るとなんだかか嬉しくなってしまうのは、僕がおかしいのかなあ。このまま宮沢賢治の童話は一生、読むことができなくなってしまうのだろうか。

〜した。〜だった。〜した。〜た。
た。た。た。た。た。た。た。た。た。た。た。た。た。た。
た。た。た。た。た。た。た。た。た。た。た。た。た。た。た。た。た。た。


はあ、どうしても語尾しか読めない。これは狙いだったのだろうか。そんな訳はない。僕がおかしいのだ。まあ、いいや。そのうちこの厄介も消えると信じて。さて、宮沢賢治の詩を読むとするか。

#小説 #詩

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潜在力

thread
俺たちは眩しさを知っている
そりゃ他人ごとじゃないぜ
持っているんだよ
ここに

転けたっていいじゃないか
笑われてムカつくなんてクダラネエ
さっさと立ち上がって探しに行かないと
自分に逃げられてしまうぜ

昨日じゃないんだよ
明日じゃないんだよ
今なんだよ

彼奴じゃないんだよ
此奴じゃないんだよ
俺なんだよ

チャンスなんて待っていたらダメさ
ガンガンに夢へ走って行くだけさ
あの手この手で
「そんなのありかよっ!」
潜在力はギラギラしているぜ

感違いな勢いでだって
ホンモノになることぐらい
俺たちは知っているんだよ

輝けない奴なんていやしない
塞ぎ込んだ自分なんてクソクラエ
誰が何を言おうが俺は俺なんだからさ

昨日じゃないんだよ
明日じゃないんだよ
今なんだよ

彼奴じゃないんだよ
此奴じゃないんだよ
俺なんだよ

捨てるなよ
絶対に捨てるなよ
俺は走ることしか頭にないぜ
だからお前もそうだろう
潜在力を持ってんだからさ

捨てるなよ
絶対に捨てるなよ

#詩

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不色心(こころいろあらず)

thread
猫や犬は僕らよりカラフルだけど
種なんか知ったことではない
開放された平和は美しい
色にポリシーなんて
要らないんだ

#詩

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咲かずにいられない

thread
学生時代に目標に向かい
悔しい気持ちや嬉しい気持ちになり
何か成し遂げたことはあっただろうか
文化祭で弾き語りをしたぐらいで
嫌なことに向うことはなるべく避け
受験も面倒で通信の大学で
最低限度の勉強をして卒業した
学業からはいつも逃げて

とくに大きな志もなく
働きながら歌を作ったり
詩を日記のように書いていれば
それで良かった

時間は五十歳を目の前に
空っぽの青春が悲しく泣き出した


お前は何かを死ぬ気で
成し遂げたことはあるのか
消極的な平和主義は最悪だぜ
暗澹者の生きる意味は
くだらねえの一言で収まっちまう

彼の世千日この世一日

ほらほらウズウズしているんだろう
お前は満たされて無いんだよ

ハチキレチマエヨ
コソコソとコノヨはクダラネエとかイッテル
ソンナジンセイはオマエラシクナイ


何だろう枯れて死にたいこの思いは
根底に眠っていた俺の種が
やっと咲き始めようとしている

見てみたい景色ができた
老いたことなどわからない程に
全身を広げ咲いている自分

まずは勉強だ
詩を読み辞書に赤線を引いて
狂ったように噛みついて行こう

#詩

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車内の音

thread
起動して加速
ドアが閉まる
風を切る
吊り棚に荷物
レールの継ぎ目
空調から流れる空気
漏れる音楽
会話
咳払い
すれ違う電車
録音されたアナンス
新聞を折りたたむ
ブレーキで減速
ドアが開く
すみません降ります
さっさと出ろよ

#詩

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無乃是詩

thread
どれ程の詩を書いたのなら
私は詩になるのだろう
吐き出す言葉
詩作の毎日
無我夢中
幸福
尽きる日
言葉を枯らした魂
私は詩になるのだろう
身体に感謝しながら書き終えて

#詩

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月の君と僕

thread
君は僕の月でした。

けして太陽のようにキラキラした存在ではなく、薄暗い魅力を持っていた。過去は語らず、微笑みを忘れたかのように振る舞う女の子。僕が積極的に関わろうとしなければ、いつでもゼロの関係になってしまう。だから話し掛けていなければ君の気持ちは、何処かへ舞ってしまう気がしていた。野良猫のようにすぐに消えてしまい、僕は憧れを探すように街をふらつきながら恋しく思う。間違いなく君が好きであった。

「そう」

あの声は今でも僕の耳にこびり付いて離れやしない。必ず話し掛ければ、反応はしてくれる。それが嬉しくて。一度だけ彼女が微笑んだこともあった。僕が一匹の蟻を踏んで潰してしまった時に、「ゴメンよ」と言った時の情けない顔を見てのことだった。その時は、蟻を殺してしまったことではなく、おどおどしている僕のことが可笑しかったのだろうと思っていた。そして、その微笑みは世界がひっくり返るくらいの驚きがあり、微かに君と繋がった糸を感じていた。

変な自信があった。君を幸せにできるのは僕だけだと。そこには安らかな自分がいて、苦にならない必死さがあって、僕が僕らしくいれる何かが君にはあったのかもしれない。

しかし、僕は絶望を知った。

君はある日、突然、僕なんて存在していなかったように自ら命を絶った。それからというもの君が僕の中で強く生き続けた。僕は微笑みを忘れていった。君は知っていたんだ、この世の哀しさと不憫さを。

あの微笑みは無垢な僕への優しさだったんだ。

君がいなくなると僕は暗闇を背負いだした。ひとの話を「そう」と頷く僕の声は、月の君のように冷たい刹那へ響いていた。

#詩

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thread
公園
図書館
駅前のロータリー

そびえ立つ集合住宅
斜光により切られた生活
コンビニストアの百円コーヒー
餌を求めるハト
冷たいベンチ

関わりを遠ざけた時間
自分の存在を分解

堕落に水平のカッター
薄められた空に月と星

冷えた紙コップ
冷えたカラダ
冷めてゆく黄昏

終演
残像は暗闇
振り出しの帰宅

#詩

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詩のアプリを発見!

thread
詩のアプリを発見!
"Pomeetry"という詩のアプリがあり、
ちょっと覗いてみたのですが、
気楽に写真に詩をのせた作品が投稿されていて、
とりあえず齧っています。
短めの詩になってしまいますが
なかなか楽しいみたいです。
私も投稿しました。
写真力がけっこう問われるな……

ん〜、皆さんの写真がけっこう綺麗だ!
#雑記

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