私の”自分勝手流”英語学習法 (1):大切なのは「リズム」と「語彙力」

「McDonald」の発音は「マクドナルド」ではない!
こんにちは!「働くあなたを元気にする」コーチです。

一昨日、昨日と「英語でのコミュニケーション」について書いてきましたが、実は私もこれまで、英語にはかなり苦労してきました。

そこで今日は少し、私の自己流の英語学習法、名付けて

「自分勝手流」英語習得法

について書きたいと思います。

特に私が苦手なのは、native speakerの話す英語が聞き取れないこと、いわゆるlistening comprehensionが苦手です。

以前勤めていた外資系の会社では、海外のオフィスもまるで日本国内のように「内線」が通じていて、日常的に国際電話(?)がかかってきます。

電話での会話が聞き取りづらいのは、母国語の日本語でも感じることがありますが、英語では尚更ハードルが高いです。

電話越しだけではなく、面と向かって話をしていてもnative speakerの話について行けないことが多いことを痛感していました。

その時、気付いたのは、英語は日本語と「リズム」が大きく異なること。

文章全体のある一部、また、単語やフレーズ自体にも抑揚・ストレス(強調)があります。そして、それが英語を聞き取る、そして、英語を話す、時には重要なのでは?

それからもう一つ、何と言っても彼らの使う言葉自体が分らなければ、話す・書く文章自体が理解出来ないので、やはり

「語彙力」が大切

なのでは、と思いました。

そこで今回は「リズム・抑揚・ストレス」について。

日本語はどうも話をする時、比較的抑揚が少ない言語のようです。

例えば、「マクドナルド」という単語はよく使われる実例。
日本語では母音である「アイウエオ」をはっきり話すことが

「明瞭に」発音することだと考えがち。

しかし、ハンバーガーショップの名前を「マ・ク・ド・ナ・ル・ド」と発音しても残念ながら伝わりません。

私も実際、初めて訪れたハワイのホテルで試してみましたが、見事に通じませんでした笑

何故はっきり発音しているのに伝わらないのだろうと、もっとはっきり、そしてゆっくりと「マー・クー・ドー・ナー・ルー・ドー・」と発音しても、実は尚更伝わらない笑笑

テレビコマーシャルなどで連呼される、馴染みの発音をまずは忘れて、

自分の耳に聞こえるままに、正直にnative speakerの発音をよーく聞いてみる。 

すると、どうも

「マッダ-・ヌウ」

と言っているように聞こえます。

これなんだな!と思いましたね。

恐らくnative speakerにとっては、この単語は6音節(母音が6個) の言葉ではなく、1音節の単語なのでは?と思います。

つまり日本語とは全く異なる、英語独特の「リズム・抑揚・ストレス」があるということなのだと感じます。

これをnon-native speakerである我々日本人が身に着けるためには、理屈ではなく、体で覚えるしかない、と私は強く思い、それから兎に角、native speakerの英語を沢山聞くようにしました。

題材は何でも良いです。映画でも、ニュースでも、市販されている英語教材でも。兎に角、英語を聞く時間を増やすこと。 

また、分らなくてもBGMのように耳の奥で流しておくこと。よく言われることですが、歌を覚えるのと同じです。

そして出来れば同じ英語やフレーズを何度も繰り返し聞くこと。

例えば英語番組の代表例のAFN。昔はFENと言っていた米国の極東放送。これはもちろん、アメリカ人のためのラジオ放送ですが、このラジオには番組の合間に短い宣伝が入ります。

この宣伝を一日に何度も何度も聞かされるので、内容はよく分からないけれど、ラジオを流しぱなしにしておくと、いつの間にか覚えてしまう。

それで後になって、「あー、この宣伝って、こういう意味だったんだ」と分るようになる。

あまり効率的な方法では無いので、即効性には乏しいかも知れないですが、体で覚える、ということが体感出来て、少しずつですがnative speakerの英語に抵抗が無くなってきたのを感じました。

実際こういうことを続けていって、私の場合は3-4か月目くらいから幸運なことに、変化が感じられましたね。

何だかよく分らないけれど、native speakerの言っていることが、理屈ではなく「こんなことを言っているのではないか?」と直観点に、感覚的に理解できているような気になるようになりました。

もちろん、いつもいつもではありませんし、100%正しく聞き取れている訳ではありません。でもこの感覚が非常に大切!

ちょっと地味ですが、皆さんも上記のような方法で英語の聞き取りを体感してみて欲しいです。時間はかかるかも知れませんが、必ず体得できると、自分の実体験から思います。

ではまた明日!
by 「働くあなたを元気にする」コーチ

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