「心理的安全性」は、どうすれば実現できるのか?(第一回)

こんにちは!「働くあなたを元気にする」コーチです。

最近気になっているのが「心理的安全性」という言葉。

そこで、ハーバード・ビジネススクールで教鞭を取るエドモンドソン教授の著書「恐れのない組織」を、今日から少しずつ読み解いて行こうと思います。

なおこの場では、この書籍の内容に少し触れつつも、主に企業や職場で導入できそうな具体的な施策やアイディアについて検討したいと考えています。

まず最初に、世の中を取り巻く環境の変化。いわゆる「VUCA」と表現される、

- V:Volatility(不安定さ)
- U:Uncertainty(不確定さ)
- C:Complexity(複雑さ)
- A:Ambiguity(曖昧さ)

の4つに代表される世の中の状況。

- 経済のサービス化が進み、モノを欲する社会は終焉を迎えており、これまで以上に価値の創造が必要である。
- それを生み出すために企業においては「イノベーション」が声高に叫ばれている。
- インターネットをはじめとしたディジタル技術の発展に伴い、知識集約型産業が増々台頭していく。

環境変化はこんな感じでしょうか?

そして「心理的安全性」の大まかな定義は
「対人関係のリスクを取っても安全だと信じられる職場環境」

それから「心理的安全性」が確保されている職場では
- 失敗やミスについて話せる
- 気兼ねなく、率直に意見を述べることが出来る

そして上記のような職場は
「職場のリーダーが生み出すことが出来る」

とのこと。

ここまで読んでみて思い出すのは、前職でのある職場。部下が全員女性ということもあり、とにかく職場が賑やか!

転職したてで彼女たちの上司となった私は、最初は面食らいました。

でも、今思うと、

間違いや分からないことを気兼ねなく、お互いに指摘したり教え合いながら、職場は和気あいあいとしていたように思います。

私は職場のリーダーとしては特段、何もしていません。おしゃべりばかりで作業が本当に進んでいるのか?と彼女たちの働き方を注意しようと思いましたが、

職場の作業効率は決して下がっていない!

むしろおしゃべりをしながら、お互いに助け合うことで、作業スピードは上がっているように感じました。

そこで私が実行した唯一の施策は

「彼女たちのやり方に任せて、私は邪魔をしない!」

でした笑

続きはまた明日!
by 「働くあなたを元気にする」コーチ

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