「リーダーシップ」というものを思う時(13)「部下と1on1ミーティングをする前に」

「リーダーシップ」というものを...
こんにちは!
「働くあなたを元気にするプロコーチ」砂村よしお、です。

最近、多くの企業で導入が進む「1on1ミーティング」。

部下にオープンに色々な話をしてもらうことは、部下の成長や気付きを引き出すためには重要な場です。

しかし一方、部下の話に耳を傾ける前に、上司として大切なことがあるのではないか、と感じます。それは

上司として、働く楽しみや仕事をすることで叶えたい夢などを伝えること。

そもそも部下の課題意識や内発的動機は、何から醸成されるのでしょうか?

もちろん元々、部下が抱いている想いや期待から醸成されることはあるでしょう。

それに加えて、職場で長い時間を共に過ごす上司からの影響は、かなり大きのではないでしょうか?

その上司の仕事に対する考え方や取り組む姿勢。一つ一つの指示や意思決定。

そして、仕事を通じて何を成し遂げようとしているのか?

仕事は楽しいことばかりではない。残念ながら理不尽なことや、理屈では割り切れないことにも遭遇する。

それらを乗り越えるためには、仕事を通じて果たしたい夢や野望を持つことが大切だと感じます。

「健全な野望」

組織の上に立つ人には、ぜひ持って頂きたいもの。

そして、それを機会を見つけて、部下に語って欲しい。

部下との「1on1ミーティング」を実施するまえに一度、上司は自分の胸に手を当てて、

「仕事を通して成し遂げたいことは何か?」

と、自らに問いたいと思います。

ではまた次回に!
「働くあなたを元気にするプロコーチ」砂村よしお

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