「リーダーシップ」というものを思う時(14)「指示を与えることだけでは、部下は前に進めない!」

こんにちは!
「働くあなたを元気にするプロコーチ」砂村よしお、です。

今日は改めて

「話を聴くことの凄さ」

について触れたいと思います。

上司は自分の部署としての「結果を出すこと」「成果を上げること」がミッションです。その目的達成のために、色々な方法を駆使します。

もちろん、指示を出すこと・意思決定を下すこと、など管理職や職場のリーダーがされていることです。

しかし、立ち止まっている部下やメンバーを目の前にした時に、このように感じていませんでしょうか?

「何をぐずぐずしているんだ!考えている暇なんかない。やるべきことはもう決まっている。何をもたもたしているんだ?」

そして、この後はこう見える部下に対して、このように言っていませんでしょうか?

「おい、とにかく行動を起こせ!やるべきことは決まっているんだ。先日指示した通りの実行に移せ!」

上司からのこの指示がいつもいつも不適切だと思いません。人命に関わる緊急事態や顧客クレームへの対応など、一刻も早く行動を起こすべき案件であれば、とにかく動かないといけません。

しかし

何かが部下の行動を止めている時、部下が部下なりに何か想いを巡らしている時。

「どうした? 頭や心の中で何が起こっているのか?」

と訊いてみることも、時には必要なのではないかと感じます。

無理やり、強制的に部下を動かすことを上司は出来ます。上司からの指示が結局正しいことは多いかも知れません。

しかし、ここは一瞬立ち止まって

「何が起きているのか?」

と確認する。

「自分の指示や考え方は、適切だったのか?」

と振り返ることも時には大切なのではないでしょうか?

そして、部下が心に引っかかることに「耳を傾ける」ことで、部下が納得し、そして上司側にも何らかの気付きや内省が得られることで、お互いに得られるものが多い気がします。

皆さんの職場ではいかがでしょうか?

ではまた次回に!
「働くあなたを元気にするプロコーチ」砂村よしお

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