楳図かずお作品の「14歳」という漫画を読んでいる最中ですが、
昔(30年位前)に読んだ作品が母親が実の娘の脳に入れ替えるという
作品だったので、作者に対してはやってはいけない、タブーな作品を
書く人物というイメージが強くて、その後はあまり読む気がしなかった。
どういう訳か、勝手に読ませてもらっている人物のブログを読んでいるうちに
この14歳という作品は、「漂流教室」よりも人類の尊厳について述べている
という批評が気になり、確かめなくてはいられなくなってしまった。
この漫画、何年前に書いたのかわかりませんが、数年後の日本、世界、地球
の行く末を描いているように思えて、作者の洞察力と見る先が
もの凄く鋭い感じがして止まない作品と思えてきます。
エヴァンゲリオンも凄い作品ですが、それよりもリアリティがある14歳は、
立ち読みレベルでは分からないと思う作品だと思う。
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