昨日の音楽ニュースにAKB48がCD売上でB'zを抜いたとあった。
確かにそうかもしれないが、AKBとB'zを一緒にするのはおかしい。
音楽ランキングも一度も聴いたことのない曲が1位とか上位にいるこの頃。
音楽番組もそれほど見なくなってしまったので仕方がない事もある。
昔からアイドルの歌が流行る時期はあったので、それはそれで良いと思うが、
B'zを抜いたという記事は、正直腹が立つ。
命を削って歌に傾倒しているのかと問おうかとも思うが、
暖簾に腕押しな感じで、ただ萎えるだけに終わりそう。
最近の新しい音楽に興味を持てない自分は、
どうかしてしまったのかと思う程萎えている。
息子に最近の音楽の話を聞いてみると、今はボカロがいいらしい。
要は初音ミク系の歌になるが、なんか求めているものとは違う。
1993年(平成5年)に発売された小室哲哉の本「告白は踊る」に
そろそろプロフェッショナルが音楽を作っていく時期が来た
といった事を書いていた気がするが、
確かにtrf(Tetsuya komuro Rave Factory)は1994年前後の曲で
不動の地位を築いた。けど、今は嫁さんの看病が忙しいから
音楽もちゃんと活動できないと思う。他にだれか打開できるのか。
考えていても萎えるばかり。
そういう時に「BEAT CHILD 1987」が上映されるのを知り、初日に見に行った。
昔の歌がいいと思えるのは、おっさんになったせいもあるが、
音楽クオリティの高さもある為でもある。
また、昔は音楽に対してもっと純粋だったと思う。
携帯が普及して、ネットも普及して、アーティストもかなり身近になった。
でも、アーチストはあまり身近じゃない方がいいと思える。
BEAT CHILD にも出ているBOOWY(暴威)。
自分の周りは熱狂的なファンも沢山いたが、自分は拒み続けた。
もちろん、いい曲はいいと思う。ただ、あの頃は打ち込み音楽で大成したいと
どこかで思っていたから拒み続けていた。今は拒む必要は無い。
あの時に置いてきた曲は結構あるので、聴いてみようかと思う。
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