今日は市役所巡り。
20年前に敷地内の建物の名義を自分に変更したものの、
何故か敷地内の1つの建物の名義が祖父になっており、
これを自分に名義変更するには祖父の子供である、自分から見たら叔父叔母から
戸籍謄本を取得してもらう必要があると思われた。
ただ、叔父叔母は東京在住で岩手から取りに行くにも旅費等経費がかかる。
名義がどうなっているか確認する方法を検索すると、
法務局で登記簿謄本(1通600円)を取得すれば名義人名が記載されているとの事だった。
早速法務局で取得したものの、祖父名義の建物は無い状態だった。
確かに、ずっと昔に建物は建て壊しているので、記録だけ残っているのも不思議だった。
どうすればいいか分からないので、行政書士事務所に行き、書類により建物の記載有無があるが、
これは無い物と考えてよろしいのか?という風に行政書士に聞いてみると、
一人目の先生はわからず、二人目の先生の指摘で一気に解決した。
自分が祖父名義の建物が残っていると思っていた書類は、市役所で発行される固定資産の名寄帳で、
しかも昭和年代のものだったので古い記載が残っていたらしい。
市役所で今年付けの新しい名寄帳(1枚10円)を取得すれば大丈夫かもしれないという指摘だった。
早速市役所に行き、名寄帳を取得したところ祖父名義の建物記述は無くなっていた。
ちょっと遠回りしたけど、登記簿書と名寄帳の名義人一致を確認できてほっとした。
祖父名義の建物など、誰の名義か分からない場合は、順1、2の順番で比較すれば差異が見つけやすい。
順1.市役所の固定資産担当課で名寄帳を取得して名義人を確認
順2.法務局で該当住所の登記簿謄本を取得して名義人を確認
※登記簿があれば、あらかじめ登記簿記載の該当住所を控えておく
今回の確認は特異な例なのかもしれませんが、法務局と市役所の資料の対比で
より名義人が誰なのかを特定できるものだと思いました。