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two o one two

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インガ

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7/2/2017







今日、姉1が来る。4泊滞在。ついで、明日には姉3。こちらは長期滞在、期間としては未定。出来ることならば姉2とともに母と一緒に暮らせれば・・・と願うが、どうなるか。神さまが良いようにしてくださるだろう。
姉たちが来るので、日記を書くことが出来なくなるかもしれない。少なくとも姉1がいる間はそのような時間は取れなさそう。も、出来るだけ時間を見つけて記録しようとは思っている。


 ・


昨日はだらだらと過ごした。暑くて暑くてかなわん。
洗濯したりしてるうちにどんどん暑くなってしまって散歩へ行く機会を逃した。陽射しが強く外はギラギラ、室内はといえば、めらめら?蜃気楼?が立ち上ってるのかな?と思うほど。
お昼少し前に買いもの&車のガソリン入れへ。お目当の特売品(2L 十六茶が108円)が翌日(今日ね)と知ってがっくり→しょうがないので今日も買いものへ行く予定。
午後4時、あまりの暑さに耐えきれず、エアコン稼働。そしたらちょっと元気が出てきた。熱中症警戒レベルだったのかもしれない。やばいやばい。
散歩は日が傾き始めてから。暑いねー!と言い合いながら(きっと犬たちもそう言ってたと思う!)

母がベッドへ入った後、長兄より電話。ユックラッテいたらしい。気持ち良さそうにラテン語で聖歌を歌ったりして。母の以前の言葉を借りて、チュリナンティ ウタアシビナー キムサゲサー! すると兄はキムグルサ、ッチドガ イウガ、と来た。どうでもいいよセヘノミヌ、ユックライ!

兄に母の認知障害が進んでいることを話した。兄は、いや前に電話で話した時はマトモだった、と言う。そらマトモな時もあるけどね、でもかなり酷くなってるよ、と言うのだが、ま、ユックラッテいたのもあって聞く耳を持たない。
兄貴、3週間くらい一緒に過ごしたら良いよ、そしたらわかるよ
と言っておいた。脳には響いてないと思うけど。

インガン クヮンキャヌ ヌッチン シキラン 
タムン ナラン ヤレ クヮンキャ ジャ




母の言葉は正しいわ









#介護日記 #日記

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ひとり学びとも学び

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7/1/2017







7月が始まった。
快晴。今日も暑くなる模様。あと、スコールに注意。いきなりじゃんばら降ってカラッと晴れる。昨日もいきなりのどしゃ降りで慌てた。室内にいると雲の様子を見ないので暗くなったと思った途端にバラバラという大きな音で雨が来たのを知る。洗濯物を大々的に干したまま出かけることが出来ないのにはそういう理由がある、ってことを忘れていた、島の暮らし。


昨日、小学校の2回目の見学へ。担任の先生のはからいで、国語を見せていただいた。以下、ノートにメモしたことをここに記しておく。

・生徒への声かけ・・・「休み時間にすることですよ」
・授業の流れの確認
・めあての確認・・・板書、ノートへ書かせる、全員で読み上げ
・ワークシートの活用
・各場面の絵を黒板に提示
・黙読の後に内容を問うー発表
・ノートに書かせる場合、時間を決める
・教員は黒板上で定規を使っている
・きちんと「聞く」ことを促す〜意見の違いを話し合わせる
・発表・・・指名式、リレー式(リレー式は生徒が生徒を指名)

総じて、教師の凛とした姿勢が大事だと思った。かつ、その辺りが自分には不足しているかな、とも。教師の言動、姿勢が生徒の意識をつくる。教師がフラフラゆらゆらしていると、生徒もまたそうなる。力で抑えるということではなく、メリハリの効いた教師の態度というのはとても大切だなぁと肌で感じた。
生徒たちの集中力の高さにも感心した。「ひとり学び」「とも学び」という方針は、複式をしていく上での基盤なのかもしれない。


 ・・・

昨夜の母。
帰宅時に不安そうであった。どこへ連れてこられたのだろう、という恐怖感なのだと思う。わたしの顔を見て、知ってるような知らないような・・・という感じだった。
軽い晩御飯を食べている途中でトイレへ行きたい、と。
そこで一悶着。
母にとってもわたしにとっても辛いことで、詳しくは書かないでおく。
母の言葉だけを記しておこうかな。ウヤバ ハゴハゴ シチ ヌッチュン カイ!
頑なな母の表情を見ながら涙がはらはらとこぼれた。ごめんね、母ちゃん、本当にごめん。母の辛さを思うと、自分の痛み(悲しみ)なんてたいしたことではない、と思う。本当に。

母、一晩中ぐっすり。まったく起こされなかった。びっくり。
このところ何度も覚醒していたから、母自身も相当疲れていたのだと思う。

今朝、母のトイレ介助を姉が行ったのだが、睡眠が十分だったせいか立ち上がりがしっかりと出来た、と。このところ脚力が弱くなったような気がしていたが、あれは睡眠不足もあったのだろう。

母の混乱はこれからも続くのかなぁ。辛いなぁ。母が穏やかで平和であればいいのに、と、心から思う。願う。祈る。










#介護日記 #日記

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雲が変わった

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6/30/2017







梅雨明け宣言。
例年より早め、と思っていたが、実は去年より11日遅く、しかしながら平年並みということだった。へ?そうなんだ?感覚、鈍ってるんかなー。でも、あ、明けたかも?とは思ったのだ、昨日。なぜなら雲が変わったからね。夏の雲になってた。


昨日の午後、姉と釣りへ出かけた。
2日目。初日は姉が極小のベラを3匹釣って逃がしてあげただけで終わったので、そのリベンジと思って出かけたのだがーーー。
最初にウミガメが泳いでいるところを見たのが良くなかったな。ウミガメがいるところに魚はいないー、という説、当たってたっぽい。言い訳か?
それでもわたし、まぐれのメバル(極小)を釣って逃がしたので、まぁ満足。

 
 ・・・

昨日、母の行っているデイでは「たこ焼きパーティー」をしたのだそうだ。中身はタコではなくウィンナーだったらしい。きっとその方が食べやすく安全だからだろう。送迎のoさんによると、母も美味しそうに食べたとのことだった。なるほど、Tシャツにその痕跡(ソース?)が。母はすっかり忘れてしまっていたけれど。

晩御飯(とっちぶるの煮物)を食べた後、母は早々にベッドへ行きたいと言った。食後の片付けをしていたわたしの代わりに姉が母をトイレへ誘導、ついでに汚れたTシャツを脱いでもらい、ズボンも脱がせて肌着だけになってもらってからベッドへ。
こんなに早く寝かせたら・・・とは思ったが、1時間遅くしたって大きな違いはない、と、これまでの経験から。

11時頃か?案の定、母がトイレへ行きたいと言う。最初に姉が介助したのだが、肌着が汗で濡れてしまっていたので、着替えさせることにした。母は裸になるのを嫌う。なので、素早くしないといけない。汗かいちゃってるからね、と言い聞かせながらせっせと着替えさせた。

夜間、何度か母に呼ばれた。同じ部屋に寝ていたので、布団から返事をする。まだ朝じゃないからねー、まだ寝てていいよ、などなど。母が朝までぐっすり、というのはなかなかない。こうも眠りが浅いと疲れるだろうな、、、と思う。

5時半、母の声で目覚める。まだ早いよ、と伝えたが、15分もしないうちにまた声をかけられた。しょうがないや、もう起きるか・・と、行動開始。母をトイレへ誘導、ついでに服(上下)を着せておく。まだちょっと早いから横になる?と聞くと素直に頷く母。
その後、6時半に再び呼ばれた。少し早いけど・・と思いつつ、母を車椅子へ移乗させ、モーニングケア。軽い朝食を出して一緒にTVを見たり。母、ちょっと辛そうな表情。あんまり寝られなかったかなぁ。

7時10分。Igさん到着。このところ毎朝Igさんなので、大変ですねーと声をかけると、ええ、まぁ・・・と苦笑されていた。スタッフも順番で夏休みなのかな?
Igさんによると、母は昨日、Igさん演奏(三味線)で「19の春」を歌ったのだそうだ。母の好きな歌だ。聞いてて嬉しくなった。

まっとれよ!!

そう言いながら、母は出かけて行った。
どうか今日も一日穏やかでありますように。











#介護日記 #日記

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on-line

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6/29/2017







オンラインでしている某ストアの支払いが、日本からだと出来ないらしいことを最近知った。支払いだけではなく、そのストアのウェブサイトそのものも閲覧できない。なんたるちーや。しょうがないので夫へ連絡し、通常のメール扱いで支払ってもらうようお願いした。paperlessオンリーにしてなくて良かった。

そう言えば、以前、義母への贈りものについて、娘の意見も聞くべくそのウェブサイトのリンクを送ったところ、彼女から「ウェブが見れない」と言われたことがあった。
逆にわたしは、日本の某大型生地屋のウェブサイトをアメリカから閲覧できなかった。最初はサイトのアップデートか何かで一時的に見れないのかとも思ったが、そうではなかった。どうやら海外からのアクセスをブロックしているようだった。

もうひとつ気づいたこと。
お気に入りのストアのウェブサイトをここで見ると、値段がJPY(日本円)で表示されていた。驚いた!わたしのクレジットカードはUSDなので、結局はドル払いとなるのだが(とは言っても、日本にいる間にあちらのものを購入することはないけれどー)。


こちらへ来てon-lineで購入したものをメモしておこう。
・ヘナカラーコンディショナー
・天声人語書き写しノート
・フィリップ電動歯ブラシの替えブラシ
・音波振動アシスト
最後の音波振動〜は昨日、TVで紹介されていた便利グッズ。姉とわたし用に2本注文。これを先に知っていたら、電動歯ブラシの替えブラシは購入しなくても良かったのだけれどー。

原則として、on-lineでの注文は送料無料であることとしている。送料払うくらいだったら自分で手にしてから買うよ、と思うので。せこいけどねー。
でも、そのうちどの商品も送料無料になるのではないかなーと思う。どうかな?


 ・・・

昨夜の母。
上機嫌で帰宅。帳面にも、一日とても穏やかでした、との記録。ほっと安心。
姉による「あじの姿揚げ」を骨をとって母に出す。あじのことは島口で「ガラ」と言う。ガラだよ、と言って出すと、母はとても喜んだ。なす、ピーマンを素揚げにしたものと小さなおにぎりも出すと、すべて平らげた。すげー。
8時半、ベッドへ。
もうちょっと起きてる?と促してみたが、既にもう眠そう。ズボンを脱がせて袴下だけにする。
10時頃か?トイレへ誘導。
その後・・・12時頃、うわごとのように呼んでいたが、大丈夫だよーという返事ですぐに再入眠。
なんと昨夜は夜中に一度も起きなかった(!)

5時半、母の呼ぶ声で目覚める。見るとまだ眠っている様子。
わたしはそのまま起床。珈琲を淹れてゆっくり。
6時、母覚醒し、トイレへ誘導。ズボンも履かせておく。
姉のことを聞かれ、まだ上で寝ていると話すと、自分ももう少し寝る、と。
それからぐっすり。起きようとしないので、ああああヤバい、、、またストライキか???
6時50分、姉に声をかけてもらう。母、頑なに目を閉じていたが、ようやく開眼。だましだまし、ベッドから車椅子へ、そしてモーニングケア。
お迎えまでにもうちょっと時間があったので、オレンジジュースを出し、バナナを食べてもらう。
7時10分、お迎え。今朝もIgさん。
母、いきなり豹変。
Igさんは「大丈夫です、車に乗るとまた変わりますから」とわたしたちを安心させようと声をかけてくださった。ありがたいことだ。
母は、わたしたちに向かって、自分を捨てるのか、どの国に捨てるつもりだ、知らない国に捨てるのか、悪魔!などと叫んでいた。そして、主の祈りを大きな声で唱え始めた。食前に穏やかな様子でゆっくりと手を合わせて祈る時とはまったく違う。それでも、お祈りは一字一句間違えることがない。不安と恐怖の中で、自分の感情を抑えきれない時でも神さまに祈ることは忘れていない母だ。

よろしくお願いします、と頭を下げて、見送った。










#介護日記 #日記

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あめのもり

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6/28/2017







最近、ちょっとしたエクササイズを行っている。娘&姪から教えてもらった方のをYouTubeを見ながら。ベーシックなものから応用〜コンビネーションという流れの3バージョン。1バージョンにつき約4分×3で12分×3バージョンなのでトータルすると約36分。ベーシック版はなんとか形になっているのが応用編でちょっとつまづく。さらにコンビネーションになると・・・ちょっと人には見せられない。笑 
まぁ格好の良いものではないが、これがなかなか気持ち良い。母が出かけた後は洗濯、犬の散歩、家の片付け〜が主なので、それにエクササイズが加わった。充実。娘&姪は彼女のDVDを購入して毎晩、エクササイズに励んでいるらしいが、わたしは無料のYouTube版で頑張っている。来月半ばにふたりが来島・再会するので、それまでは頑張って続けようと思う。シェイプアップもだけど、筋力をつけたいのだ、この歳にもなるとね。笑


 ・・・

昨夜の母。
姉が知り合いからいただいたというウヮンホネ(豚足を煮たもの)を出すと、はく〜っ!と感嘆しながら美味しそうに食べていた。やはり島料理は嬉しいのだろう。ついでにわたしの手料理(じゃが芋と豚肉、きのこの甘辛炒め)も出すと。それも美味しそうに完食。素晴らしい〜。
食事の後片付けをしていると、母が車椅子の上でウトウト居眠りをしているのが見えたので、姉に声をかけ、ベッドへ誘導してもらった。

夕暮れ時にいきなりのどしゃ降りスコール。姉が濡れながら外犬の2匹も室内へ。雨が降っても蒸し暑さは変わらず、エアコンを入れた。
前夜の教訓を生かそうと、わたしは母と同じ部屋に布団を敷いて寝た。10時半、母の「おーい、おーい」と呼ぶ声で目覚める。
と、ソファでうたた寝していた姉が、半ば眠った状態で「はーい、大丈夫よー」と返事をした。そっか、そういう風にするのか、と学習。その後、2
度ほど繰り返したところ・・・母はまた眠りに落ちたようだった。

12時。
母の声で目覚める。姉はいつの間に自室へと上がっていった様子。わたしは再び、母に返事だけしたのだが、母も今度は引かない。なので、トイレへ誘導。
その後、母は何度か目覚め(たのか或いは夢か)、その度わたしは時間を伝え・・・。

何度かそういうことを繰り返し、5時半、また母に起こされた。もうちょっとねーと言いながら、根負けして起き上がる。時間にして5時45分だったか。

なんだかんだで母を起こしたのが6時20分。モーニングケアをして軽く朝食。
7時ちょっと過ぎにIgさんがいらっしゃり・・・
というところで母がいきなり豹変。
さっきまで穏やかだったのにとっても怒っている。どういうことだろう?本当に不可解だ。

そんな感じで母は出かけて行った。
デイで穏やかでありますように、と祈りつつ、行ってらっしゃい、とお見送り。










#介護日記 #日記

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複式学級、味噌甕

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複式学級、味噌甕 複式学級、味噌甕 複式学級、味噌甕 複式学級、味噌甕
6/27/2017







今日は姉の計らいで某小学校へ見学に行けることとなった。
そのため、朝は洗濯&犬たちの散歩を大急ぎでこなして準備し、10時10分前に自宅を出た。
途中、大型ディスカウントストアにて教室内用の上履きサンダルを購入。姉の待つ中学校へは約束の時間ピッタリに到着、姉と合流してから小学校へ向かった。

この小学校は過疎地区にある学校で、全校生徒が12名(!)ということだった。必然的に、クラスは複式となる。補習校でわたしが担当しているのは小学4年生の5人クラス。見学した学校は小3、4の複式で、3年生4人、4年生2人というクラスだった。複式クラスには以前から興味があったので、見学できるのは幸運だったと思う。

印象的だったのは生徒たちの集中力の素晴らしさ、尚且つ、担任の先生の的確な指示。これは、複式学級を継続している(しざるを得ない環境下である)学校運営の賜物でもあるとも思った。一教員の努力だけでは出来ないことだし、生徒たちの自主性を高めるには教員、生徒、そして(たぶん)保護者の理解や協力もあるのだろうなと思った。時間数では圧倒的な差があるとは思うが、補習校と通ずるところがあるなぁと思った。先生方のご厚意で、金曜日にもう一度見学できることとなったので、出来るだけ勉強させてもらい、向こうへ戻ったら他の講師の方々と共有したいなと思う。


見学へ行く途中、海の写真を撮った。梅雨明け間近かと思っていたのだが、もうちょっと先かもしれないな・・という空と海。




 ・・・

遅くなったが母のことも書いておこう。

昨夜、母は少し遅れて帰宅。
長兄からのメロンを切って出したところ、まだ完全に熟していなかったようで、皮付近が母には硬すぎたようだった。途中、外側をもっと深く切り落としてあげた。もうちょっと熟させてから切るべきだったーーー残念(中の方はとても甘くてジューシーだったけど!)。

帳面より「排便なし」という記録だったので酸化マグネシウムを1錠あげた。この方法でちょっと様子観察。
メロンのせいか後半、母は酷く噎せ込んだ。用意していた酸化マグネシウムを見た母は「これは胸のゼーゼーを取る薬?」と聞いてきた。やや躊躇ったけれど「うん」と答え、のんでもらった。

母、自ら「とぅくばってくり」と、8時半過ぎにベッドへ。噎せ込みを心配したが、ベッドに横になってからは落ち着いたようで、ぐっすり。

10時45分、母に呼ばれる。はっきりと「トイレ」と言うので、誘導する。
母、尿取りパッドに失禁なく、トイレで排尿。やっぱりちゃんとまだ尿意はあるのだな、とあらためて思う。
これで後はぐっすりと寝てくれるといいが・・・と思いつつベッドへ戻した。

が、昨夜の母はーーーーー忙しかった。

11時過ぎから3時頃まで、何度も何度も呼ばれた。1時半だったかな?もう一度トイレへ誘導するかと思い、ベッドサイドに座らせたのだが、「何をしたらいいの」という母に拍子抜け。トイレへ行きたいわけではないのだと知り、「眠っていいよ」と、また横にする。

ところで、昨夜の母はどうやら朝食の準備をしなくては・・という強迫観念(夢?)があったらしい。しきりに

ミソばカメちうつさんば
はがま ちかわさんば
あしゃばん あんな〜

後半は明らかに目をつむったまま繰り返すので、大丈夫、全部準備できてる、安心して朝まで寝てください、と答えておいた。

いやはや・・・おかげでわたしは眠れなかった。自分のベッドと母のベッドとの行き来で忙しい忙しい。

朝、そのことを姉に話すと、そういう時、姉は母のベッドの隣に布団を敷いてそこに横になり、母が呼ぶと起き上がらずに布団の中から(生)返事をするのだそう。母も寝ぼけているので、それで大丈夫なのだと言う。そっか、、、じゃぁわたしも今夜からはまた布団にするかな・・・と思う。


今朝、6時起床。母の声で目覚めたのだが、わたしが起き出した後、母はまた眠ったらしい。ゲンキンな母だ。
珈琲を淹れてほっと一息。
その後、6時35分頃に母が目覚めたので、声をかけて車椅子へ。
モーニングケアをして、パンを少々とゼリーをちょっと。夜中の母とはまるで別人。ゆっくりと十字を切り、手を合わせて目をつむり、心の中でお祈りを長いこと唱えてから、いただいていた。

お迎えが来たのは7時10分頃か?oさんが丁寧に声をかけてくれて母の表情も和やかだった。
行ってらっしゃい〜。
母の心が平和でありますように。
















#介護日記 #日記

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リラコファミリー

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6/26/2017






昨夜、思いがけず、姉帰宅!
最終便が取れた、という連絡を受けてびっくり&ほっと安堵。母が喜ぶなぁ・・と、わたしまでにこにこ。いや、わたしが喜んだ!!笑

母の前に姉が帰宅。おかげで良い旅行になった、本当にありがとう、と言われてわたしも嬉しかった。母の介護はもちろん、姉のレスパイトが目的での帰省だもの。良かったよかった。
お願いしてあったリラコも購入してきてくれた。やっぱり日本の夏はリラコだわーw 母のために2本お願いしておいたのだが、わたしの分も2本、買ってきてくれた。色・柄がかわいい。着てみると、形がちょっと変わっていてガウチョパンツ(ワイドパンツ?)風になっていて、それも良かった。嬉しいー。姉も自分のために1本。リラコファミリー。笑

母、帰宅。
わたしと姉とで迎えると、母、大きく目を開いて笑顔。姉がしばらく留守だったことなど、母の中では忘れているのだろうけれどね。

長兄よりメロンが届いたので、それを箱ごと母に見せた。母は驚いて、はっけーぬがなてぃかい?と。美味しいメロンを母ちゃんに食べてもらいたいってよ、と話し、兄へお礼の電話をかけた。まず母に電話を渡すと、しっかりお礼を言っている。思考がクリアーで理路整然とした喋り方でこちらもびっくり。
うっしゅんむんば きゃしがしよー
うがし うむいだしてぃもらてぃ
ありがてなんやー

夜、8時半頃に母、ベッドへ。
あまりにも蒸し暑いので、姉帰宅と同時にエアコン稼動。
というわけで、わたしも布団を持ってきてエアコンの効いた部屋で眠ることにした。

12時、母に呼ばれる。時間を伝えると再入眠。
それから度々、呼ばれる。一旦消したエアコンをもう一度つける。
2時、母にまた起こされる。かなり寝ぼけている。看護学校がどうたらこうたら。我が家で寝ていると話しても納得しない。
3時半、母が声を荒げている。夢と現実との区別がつかない様子。というか、あれが母の現実の認識なのだろうけれど。
思い切ってトイレへ誘導。
母、機嫌悪し。暑かったのかな・・・と思い、リラコを脱がせ、こしたのみとした。ベッドへ戻すとその後は朝までぐっすり。

6時45分、姉が2階より降りてくる音で目覚めた。しまった、寝過ごした!!と、慌てて母に声をかける。
「おはよう〜」
母、めっちゃ機嫌良い。
新しいリラコを履かせてモーニングケア。

というところで、お迎え。
「ほっさー」と、母。
本当に。いつもの時間(7時)より遅れると言っていた筈が、7時2分頃には到着。ほとんど遅れてないし。
母、スタッフの方に笑顔で挨拶をしている。「今日もどうぞよろしくお願いいたします」
わーい。機嫌、めちゃめちゃ良いなぁ!!

母が笑顔で出かけてくれるとこちらまで嬉しくなる。昨夜のバタバタはどうでもいいや、と思う。あの変化はなんなんだろう。マリアさまと悪魔と。どっちも母。すべて含めて、母。












#介護日記 #日記

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怒らない

thread
6/25/2017







何か理由があるに違いない・・・と思ってしまうのだが、もしかすると理由などはなく、ただただ認知症の症状そのものなのかもしれない。だから、その都度、対応するしかないのかなぁー、と思う。
ひとつ言えるのは、あれは母の不安の表れなのだと思う。不安がなくなればそれに越したことはないのだが、残念ながら不安を解消するような治療法はなく(ある程度「軽減」させるくらいだろう)、とにかく母の不安にひとつひとつ、付き合うしかないのだろうと思う。

昨夜の母は不安が強かった。
8時半にベッドへ、それから11時まではぐっすり。その後、5分〜10分置きに呼ばれた。精神的に不安なので誰かを呼ぶのだが、身体的にはまだ「眠っている」状態である。従って、ベッドから起こすのは危ない。その都度、時間を伝えて眠っていて大丈夫だよ、と声をかける。母は、「起こしてね」と言ってまた眠りに落ちる。その繰り返しが続いた。呼ばれては時刻を確認し、母のところへ行く、ベッドへ戻って時刻を確認し、また眠る、を繰り返すわたしも、へろへろ。
何度か母の体の向きを変え、寝床を整える。
が、2時頃かな。思い切って母をトイレへと誘導した。母は、いつもより力がなく揺らついていたが、車椅子へ移乗させると覚醒した様子だった。
その後、ベッドへ戻し時間を伝え、「ゆっくり休んでね」と声をかけると、母は安心した様子で眠ってくれた。

5時、母の呼ぶ声で目覚める。まだ朝早いよ、と声をかける。6時過ぎまで3度、母に呼ばれた。本当はもうちょっと眠っていたかったのだが、意を決して起きることにした。

不思議なもので、わたしが起きてからの30分ほど、母はぐっすりと眠っていた。あの、さっきまで何度もわたしを呼んでたんですけどー、と、母の寝顔を見て思う。
母の不安のひとつは「孤独」に感じるから、というのがある。もしかすると、わたしが起きた後の「生活音」、つまり珈琲を淹れたりお皿を片付けたり水を出したりTVをつけたり、の、そういう音は、母にとって安心するサウンドなのかもしれない。かと言って、夜どおしTVをつけてるわけにもいかないし(24時間やってないよね?)。。。
姉が帰ってきたら相談してみよう。


姉、明日の夜に帰宅予定。
ゆっくり羽を伸ばしてくれてるといいなぁーと心から願う。姉は普段から母と二人きりで、夜中に母に起こされることも何度も何度もあるのだ。そして、そのふたりきりの暮らしに「淋しい」なんてことも言わない。姉は、母と一緒にいられて本当に幸せ、と言う。母にもそう言っている。母がどんなに怒っても、姉はけっして怒らない。以前、姉はわたしに言った。

ひとつだけ、心に決めたことがある。それは、絶対に「怒らない」ということ。母ちゃんに怒られても、わたしは、怒らない。悲しくなることはあっても、絶対に「怒らない」。それだけ決めてる。

昨夜のわたし。
それを忘れそうになった。
何度も何度も母に起こされて、イラっとしてしまった。いかんいかん。
怒らない怒らない。

けっして、怒らない。










#介護日記

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姉不在初日

thread
6/24/2017







昨日の朝、フルタタリで出かけて行った母が、マリアさまになって帰ってきた。この落差が凄い。いつものことなのだけれど、驚いてしまう。

やっちゅりな?

これまたいつもの台詞。昨日から姉は旅行に出ていて月曜まで留守になるのだが、母には「もうじき帰ってくるよ」と伝えた。
母にすもものコンポートを。種を小皿に上手に出してくれて感心。片付ける時には「くん種っくゎ植いてごらん」と言う。「芽が出るかね?」と訊くと「んいぃ〜」と力強いお答え。わかった、明日の朝に植えてみるね、と返しておいた。笑
藤井四段の特別番組。母が眠そうにしていたので、もう横になるかと何度か促したのだが、「いや大丈夫」と。何かが気になるようでちょっと不安そう。
あ、そうか。。。姉のことだ、と思う。そこで、母には姉から連絡があって今夜は残業で遅くなるから先に眠っててね、ということだった、と話した。母は、あぁそうなの、と少し安心した様子で、それから程なくして「とぅくばってくり」と。ベッドへ誘導し横にさせると、あっという間に眠ってしまった。時間は8時半頃か。

11時、母の呼ぶ声で目覚める。姉の名前を呼んでいる。近づくと、殆ど眠った状態。時間を伝えると「ありがとう、起こしてね」と言ってまた眠る。
それからこの繰り返しが10分置き、ひどい時には5分後にまた呼ぶ声。様子を見ていると、トイレへ誘導できるような感じじゃない。殆ど眠っている状態。つまり寝言(うわ言?)のような感じ。姉の顔を見ていないので不安になったのだろう。
12時半、わたしの方が根負けしてしまった。母のベッドの隣に布団を敷き、ベッドから枕とタオルケットを持参してそこで寝ることにした。
母が声をかけたらそこから返事をすること2回くらいか。その後、母は朝までぐっすりであった。途中、ベッドへ戻ろうかとも思ったが、わたしも朝までそのまま。

6時。母の声で目覚める。トイレ誘導。母はまだマリアさまだった。姉のことを気にしているようだったので、姉はもう仕事へ出かけたよ、と話した。母は、そうなの、と納得したようだった。
まだ時間があるのでベッドへ戻す。母には「後で起こすからね」と。

昨日、お迎えの時間のことを連絡帳に記した。誤差があるのは承知しているが、時間が遅れる場合には連絡をいただきたいという旨。しかし、ケアマネさんからの返事は連絡の件には一切触れず「ご理解ご協力をお願いします」という言葉だけであった。はて。。。

そういうわけで、今朝は母にゆっくりとベッドで待ってもらおうという考えだった。一応、そろそろ起きる?と何度か声をかけたことはかけたのだが、母が拒否したので。

Kさん、いつもの時間より10分程遅れて到着。母はまだベッドだったので、お迎えが来たことを伝えると、母、いきなり鬼に変化していた。あれれ、、、マリアさまはいずこへ、、、、!

その後、Kさんと一緒に母をベッドから起こしたのだが、母は、もう自分の命はないのでこのままここで終わらせて欲しい、などと言っていた。また、山に捨てるつもりか、自分の命は自分がよく知っている、などなど。まぁもうここにはとても書けないような言葉も。不安が強くて凶暴になってしまった母。
Kさんに頭を下げながら、母には「待ってるからね」と言いながら、お見送り。


姉帰宅まであと3日。
わたしが不安になってもいけないね。









#介護日記

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ぬっちゅんニンギンかい

thread
6/23/2017







梅雨明けしたのかな・・・と思わせる空。
予報では「曇り」となっていたのに、ピーカンに晴れている。日差しが強い。昨日、沖縄は梅雨明け宣言された。そろそろ島も明けるのかもしれない。この前、姉が羽蟻を発見した時にもそんな話にはなったのだが、さて、どうだろう。


今朝、母のお迎えが大幅に遅れた。
以前も同じことがあり、連絡だけはして欲しいことをお伝えしておいたのだが、どうしてそれが出来ないのだろう。
折しも母の調子がいまひとつ、という朝だった。だましだまし、母を起こし、トイレへ誘導した。母は一晩中、まったく起き上がらずに眠っていたこともあり、身体が硬かった。動きも鈍く、やっと車椅子に移乗させた。着替えたりしていたら、お迎えの時間まであと5分、という時間になった。母はもう一度横になりたい様子だったが、もうすぐお迎えが来るから、と座ったままで待つよう話した。

時間通りにお迎えがあれば、、、あるいは母はあそこまで不穏にはならなかっただろうと思う。5分経過したところで、母をベッドに休ませるべきだった。しかし、もう時間だ、という気持ちがあり、なだめすかしては座ったままで待ってもらった。
15分過ぎたところで姉が事業所へ電話をした。待機のスタッフ曰く「いつもこの時間じゃないですか」
この時間、というのは通常よりも遅れての時間を指す。他の利用者の訪問との関連で遅くなっているのだ、ということらしい。以前、そういうことをお話してくれたスタッフ(Igさん)だった。姉が言う。「いえ、それが毎日まちまちの時間なんです」Igさんは驚いた様子だった。そして、送迎スタッフへ連絡・確認後、折り返しこちらに連絡する、と。

送迎のスタッフが到着したのは30分遅れてのことだった。声をかけると悪びれる様子もなく「おはようございます」
母がかなり不穏になっていたので、そのことを伝え、時間に遅れる場合には連絡していただければ・・とお願いした。彼女はわたしの目を見ず、「あの、今日は帰りもいつもの時間より少し早くなります、スタッフ会議があるので」と言った。「早く、というと何時ですか」「そんなに早くはないです、夕飯の後すぐくらい」
時間、を言って欲しかった。「少し早く」なんて曖昧な表現でなく。食い下がって訊くと、やっと答えてくれた。彼女自身、何時になるのかわからないのだろう。でも、そういうことで良いの?と思ってしまう。訪問看護をしていた自分としては、訪問時間、送迎時間の徹底は基本中の基本、5分の遅れでも連絡をするのが常であったから。

スタッフ会議と言われて、ふと思い出した、担当者会議(ケアカンファレンス、ケアミーティング)のこと。ケアマネさんにミーティングの予定を伺って欲しい、と伝えた。彼女は相変わらずわたしと視線を合わせようとしないまま「はい」とだけ答えていた。


心の中に重い塊がある。
もやもや、、、悶々、、、、ずっしり、、、、。


今日から姉が旅行へ出る。
姉のレスパイトのために来たので、姉には十分に羽を伸ばして欲しいと思っている。
同時に、少々の不安も残る。
が、しっかりしないと、だ。


無力さを感じる。










#介護日記 #日記

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