病気を持ちながら働くということ
Nov
27
「病気を持ちながら働くということ」
ゆうこ新聞のバックナンバーには、こんなタイトルの号があります。
3年ほど前に発行した、4号。
病気がある、という人に、みんなこう言います。
「無理しないで、ゆっくり休んで」
「からだを治すことだけを、考えて」
正論です。相手を思いやっています。
ただし、
医療費、どうするの。
今月の家賃、電気代、ガス代、誰が払うの。
病気で休んでいる人って、家賃免除されるんだっけ(※されないよ)
家族を養っているひとなんかは、
子供の学費、どうすんの。
塾って、親が病気になったら無料にしてくれるの。
もれなく、こういう問題がついてきます。
「同情するなら、カネをくれ」あのセリフが当てはまっちゃいます。
だから、早く復職しなくちゃ、とか
何とか就職先を見つけなくては、とか
思うわけです。
また、病気や障害を持って社会から離れてしまった
その心の中にも、
「社会参加したい。誰かの役に立ちたい。自分の居場所が欲しい」
というものが、少なからずあります。
そんな想いは、かたちになっているだろうか。
答えは「NO」です。
11月22日、新宿区の国立国際医療研究センターでは、
難病患者や中途障害者の「働き続けたい」という気持ちを応援する
産業医・看護職の方々による研究会がありました。
「医者なんて、所詮“病気だけ”をみている。
患者の生活や生きがいなんかには興味を持ってる暇はないだろう」
言い方悪いですけれど、その通りです。
ただ…いました。いや、いらっしゃました。
「興味を持ってくれているドクターたち」が、です。
この様子は、2015年1月に発行予定の、ゆうこ新聞18号で
お伝えしたいと思っています。
・かつて働いていたけど、辞めざるを得なくなった
・今、がんばって働いている
・正直なところ、働くことを諦めてしまった
・さすがに働いてる場合じゃない
そんな全ての患者さんたちに、贈りたいと思います。
何よりも、
「病気を持った人たちも、安心して働くことの出来る社会」
そのインフラ整備が出来るであろう人たちに、
強引に読んでもらいたいと思います(笑)
「この人に読んでもらうといいかも!」という方をご存じの方は
どうか、私に教えて下さい。
もうひとつ
「病気や障害のある人も、条件次第で積極的に雇用しています」という
経営者の方も、ぜひご連絡をお願い致します。
Posted at 2014-11-28 03:08
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Posted at 2014-11-28 04:05
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Posted at 2014-11-28 06:09
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Posted at 2014-11-28 14:39
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