「華節」「巣立ちの季節」、自然を眺め、己の在りようを思う。
歳と共に偏屈・孤高を目指し、殻に閉じこもってしまう。
身近な若者から刺激を貰った。新鮮だ。爽やかだ。
長年の行いに、慣れによる惰性を反省出来た6年間。
若者が、巣立っていく。意気揚々と。。。!
議論できるがゆえに、新たな道が見えるのだろう。
老齢と共に「幼児に還る」というが・・・。
我が身に当てはめてみると、初心に還ると言えまいか??
偏屈・自我であろうとも、対する相手側よりの思考も加味せねば。
今、日本を取り巻く諸問題。人間の「業」だ。
頑なは、良しとしよう。だが身勝手は「外交」ではあるまい。
言葉を武器に「洗脳」するが如くに封じ込める。これは、誤りである。
そんな時に学んだ法理、空理空論でおわるまい。
「反観合一」なる言葉を深く・静かに熟慮して欲しい。
若き友たちへ感謝を込めて、呈したい。
「人の人たる所以は、人と人との結合にあり」
Was der Mensch ist, verdankt er der Vereinigung von Mensch und Mensch.
--Otto von Gierke--
今の世でも、Genossenschaftsrecht(団体法論)は参考になる。
異国の法学者、ギールケの言葉に深い意味を感じる。
一方国内の先人、夏目漱石は、斯様な事を記していた。
「人間は孤立した存在」である、と。ドイツのことわざを原文で引用している。
,,Keine Brücke führt vom Mensch zu Mensch"
「人間から人間に通じる橋はない」
我々を取り巻く環境の中で、深く心したい二つの言葉。
新たな考えの出発点にしよう。 思考の基ともしたい。
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