シキンカラマツ(紫錦唐松) キンポウゲ科(Ranunculaceae)
学名: Thalictrum rochebrunianum Franch. & Savat.
マツカゼソウ、カラマツソウと同属。
山地の林内の湿った草地に自生する。
花名の由来は、ガクが紫色、ヤク(葯)が金色(黄色)の対比が美しい、で「紫錦」。
茎先に円錐花序をだし、1cm程の淡紫色の花をつけ、淡紫色の花弁状の萼は4-5枚。
同属の多くは開花と同時にガクが落ちるがシキンカラマツはガクが落ちない。
草丈は70-150cm位、全体に毛がない。茎葉は数個あり、3-4回の3出腹葉である。
そう果は20個ほどで、果体の側面には翼状の3稜がある。
観賞用として栽培されているが、自生地に見る風情は格別であった。
8月29日誌「蓼科高原北山地区」
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