ナワシログミ(苗代茱萸) グミ科(Elaeagnaceae)
学名:Elaeagnus pungens Thunb. ex Murray
庭木として用いられるが、暖地の海岸近くに自生している。
樹高約2.5m位の常緑低木。密に分枝し短枝の先がトゲになることがある。
葉は互生し、長楕円形で革質。葉腋に数個の花を開く。
見た通り花弁がなく、銀白色の萼筒の先が4裂する。
果実は長さ約1.5cm位の長楕円形で、翌年の初夏に赤く熟す。
果実は食用、薬用。花名の由来は、苗代を作る頃に果実が熟すことから。
実もナシ地の色模様、花も同じような模様。地味だが面白い。
10月16日誌「藤沢市長久保公園」