福王草《襍草 ・/・古往今来205》


フクオウソウ(福王草) キク科(Compositae)
学名:Prenanthes acerifolia (Maxim.) Matsum.

花弁の倍位の長さある雄蕊が特徴的か!!
三重県・福王山で発見された古都で名付けられた由。
山地の薄暗い林内に見える慎ましい花だ。
茎や萼など全体に腺毛あり、葉は互生、翼がある長い柄につく。
掌状に3~7裂し、基部は心形。
細長い花序の花柄の先にまばらに頭花を下向きにつける。
そして10個前後の舌状花が集まっている。
在来・日本固有種。
神奈川県内では、丹沢山登山道、堂平周辺で見られる。
がしかし、この辺りには山蛭が沢山生息している。
どなたにでもお薦めとはいかない。

訪問先で久し振りに出会えた花である。

10月23日誌「筑波山麓」


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