“支那実桜”《襍樹 ・/・古往今来347》

“支那実桜”《襍樹 ・/・古往...

シナミザクラ(支那実桜) バラ科
学名:Prunus pseudocerasus;Cerasus pseudocerasus (Lindley) G.Don
別名: カラミザクラ(唐実桜)

中国では野生種だが、日本では自生していない。
園芸種として公園、庭等によく植えられている。
日本の野生種と交配して生まれた椿寒桜や初御代桜は、代表格。
支那実桜は、6月頃に赤い熟した果実を付ける。所謂サクランボ(食用)。
開花時期が早く白色(淡紅色)の小輪、一重咲き。
特徴としては、雄しべが長く、雰囲気ががややウメに似ている。
又、樹幹に気根が出るという特徴もある。


3月15日誌「藤沢市・長久保公園」


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我が家のまわりでの一番桜です。
綺麗ですね。
Posted at 2015-03-17 04:20

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コメント有難う存じます、birdyさん。

サクラ類の実であるサクランボ、ヤマザクラ・ソメイヨシノなどの実は苦いので、人も鳥も食ベないようです。
さくらんぼ(桜坊)として売られているものは、西洋種のセイヨウミザクラ(英名は Sweet cherry) P. avium。この中国在来種の支那実桜のさくらんぼは美味しいですよ。
中国で歴史的に櫻と言えば、櫻桃(シナミザクラ)を指した。含桃・鶯桃とも言われていますが、コウライウグイス(黄鶯)がこの実を口に含んで食うことから(『呂氏春秋』高誘注)付いた名前に由。
四国地方では、支那実桜を栽培しているとか聞き及びます。
Posted at 2015-03-17 21:30

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