“白花蒲公英”《襍感・/・点描‘16-24》

シロバナタンポポ(白花蒲公英) キク科(Asteraceae/Compositae)
学名:Taraxacum albidum Dahlst.


シロバナタンポポ(白花蒲公英)
「蒲公英」この漢字をたんぽぽって読めといわれても・・・・?
語源も定かでない。ただ読み方が独特故、覚えられる利点がある^^)。
関東では、ごく普通にみられるタンポポは黄色だが、
関西以西では、ごく普通に白花もみられるらしい。
「タンポポ」名の由来は、お馴染の球形種の姿が、槍等の練習用に使うタンポから。

葉は淡緑色で倒披針状線形、長さ15-20cm、幅3-7cm、羽状中裂する。
花茎は開花時に葉と同調かそれより長い。
頭花は4cmで、白色で裏面に灰色の広い帯がある小花をつける。
そう果は褐色で長楕円形、長さ4mmで、長さ7-10mmの冠毛をもつ。単為生殖をする。
自然分布は、本州(東京以西)・四国・九州

タンポポの仲間には セイヨウタンポポ、タカネタンポポ、ミヤマタンポポ、
エゾタンポポ、コウリンタンポポなどがある。

シロバナタンポポの綿毛のついた種子、タンポポと区別は難しい。
近似のキビシロタンポポ(学名;Taraxacum hideoi)は、岡山県と広島県東部に分布。
総苞外片に角状突起がなく反り返らず、
高さは30cm程度以下と低く、葉もあまり立ち上がらない。
キビシロタンポポは、中心部が濃い黄色味を帯びる。
また、種子の色はキビシロタンポポの方が、色濃く、黒褐色である。
更に今一つよく似た種にウスギタンポポというのがあって、東北地方に分布する。
オクウスギタンポポ(奥薄黄蒲公英) 学名、Taraxacum shinanense
特徴: 草丈20~25cm。
葉は倒披針形~披針形で、長さ20~30cm。羽状に深裂するか歯牙がある。
頭花は花茎の先に1個つき、淡黄色で中心部は黄色、径約4cm。
総苞片は反り返らず、外片は卵形~広卵形で、先が赤味を帯びることも多い。
(別名:ナンウシロタンポポ)分布: 本州(東北~関東地方北部)
**キビシロタンポポ、オクウスギタンポポの画像が無い(借りに行かなかった)**

「伊東市・さくらの里 2016/3/26」


#ブログ #花

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