今年は、早、桜の開花宣言があったが、暫く前に早咲き桜を観る機会を持った。
伊豆半島東側に伊豆高原と呼ばれる地域が在ってよく訪れている。
が、伊豆高原駅周辺を散歩したことはなかった。駅からの桜並木は数キロに及ぶ。
カンヒザクラとオオシマザクラの種間交配であるオオカンザクラの並木を見れた。
サクラの開花予想より早く開花するオオカンザクラだが河津桜・寒桜の後に開花する。
淡い紅色の花、萼筒は光沢ある鐘形、萼片は卵状三角形の綺麗な桜だ。
大寒桜は、安行寒桜とも呼ばれる。埼玉県川口市安行で栽培されはじめた故か。
花は一重の五弁、やや下向きにつき、完全に開かない。
寒桜よりも花がやや大きいことからオオカンザクラと名付けられた由。
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今年は、僕にとっては節目の年で、諸々の整理するために飛び回っていた。
出先で、重要かつ、ほっとした報道を目にした。
南スーダン国連平和維持活動(PKO)に派遣されてる陸上自衛隊の施設部隊が撤収させる、と。
撤収は5月末、その後も南スーダンPKO本部への自衛隊員の派遣は継続するらしいが。
自衛隊が担当しているジュバ(首都)の施設整備が、一定の区切りが付いた。
安倍首相は「南スーダンの国づくりが新たな段階を迎える」と情勢の変化が撤収要因あるとしていた。
日本政府の適切対応と言えることではあるまいか。
「産経新聞」の大内清中東支局長は、南スーダンの情勢が今後、一層悪化するという見方を紹介している。
南スーダンでは、キール大統領派とマシャール元第1副大統領派が対立、政治的・軍事的にも不安定。
今月6日にはスワカ元副参謀長が武装勢力「国民救済戦線」を結成した。
スワカ氏は「あらゆる手段でキール氏を排除する必要がある」と主張、国内の治安は、更に悪化する恐れは強い。
(3月11日「産経新聞」より抜粋記載)
南スーダンでの対立は、ディンカ族とヌエル族の部族対立が、大きな要因とされている。
更には、キリスト教徒とアフリカの伝統宗教(アニミズム)の人々の対立もある。
南スーダン情勢の悪化に、カトリック教会の総本山であるローマ教皇庁(法王庁)が人道的介入の動きを示している。
2月26日にフランシスコ教皇が、地元のキリスト教会からの要請に応えて南スーダン訪問を検討していると発表した。
この訪問が、内戦に宗教対立の要素も加わり、泥沼化するリスクがある。
大量の石油埋蔵量が在る南スーダン、経済的な問題も加味されるのか。
北スーダンには、ISやテロ組織アルカーイダに共鳴している過激派もいる。等々諸般の情勢悪化が知らされている。
今回の陸上自衛隊の施設部隊撤収は、冷静に判断を下した安倍政権の良識対処と思う。
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「2017/3/15 伊豆高原」