《時節感慨・・呟記・・》
関東地方では、1月11日を鏡開き(かがみびらき)としている。
鏡開きで正月気分がぬけた、と昔を思い出す。
お供えの鏡餅をこわしていただく。お供えは、床の間に大きなもの、神棚に小さな物を供えた。
床の間の鏡餅を割ってお汁粉に入れて食べたのが、11日であった。
神棚にお供えしたものを細かく砕いてあられにして食べたりもする。
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おしるこに使う小豆は、夏に綺麗な黄色い花を咲かせるが、都会では余り見かけない。
アズキ(小豆)は、和菓子、羊羹、赤飯などの原料。花は、ラッカセイと同じ黄色の花。
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食用アズキとは別にノアズキと呼ばれる野生種がある(自生地は見たことがない)。
ノアズキ(野小豆) マメ科(Fabaceae/Leguminosae) 学名:Dunbaria villosa
別名: ヒメクズ(姫葛)
野生のアズキという意味だが、つる性で食用にはならない由。
よく似たヤブツルアズキがアズキの原種と言われている。
葉がクズに似ることから、別名ヒメクズ(姫葛)。 開花期は、9月~10月。
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お汁粉、ぜんざいの違いは、よく知らないが地方的表現の違いか!?!
子供の頃、母の実家、北海道の伯母が、小豆を毎年、沢山送って下さった。
物不足の首都圏だったが、小豆料理は事欠かない。感謝感謝だった。
正月の雑煮から始まり七草粥、鏡開きで正月気分は抜けた様に思い起こす。
子供頃の正月は、お年玉に始まる。元旦の朝食の時に父親から貰った。
朝食後、ご近所に年始の挨拶、親についていくのも楽しみだった。
挨拶に行く先々でお年玉を貰えるのだから。元旦の午後は、神社に家族で初詣。
二日から子供達は、遊び始める。男の子は、凧揚げとか、コマ回しだった。
「もういくつ寝ると お正月 お正月には凧揚げて コマを回して遊びましょう♪」
童謡「お正月」の歌詞にあるように、凧揚げはお正月の定番遊びだった。
昨今は、住宅事情もあって、正月の凧揚げする場が余り無い。
正月遊びのコマ回し、最近の子供達には、余り見かけない風情だ。
昔、コマ回しには、麻ひもを使った。あの原材料の麻は、現在は、育成禁止植物??
日本の伝統文化が、消えていくのはなんとも寂しい。
初詣は、風物詩として消えないだろうが、「福笑い」など家庭で行われているか??
正月遊び、日本の伝統的な遊びであった。子供達で作って遊んだものだ。
正月の「お飾り」と同時に門前に三が日には国旗を竿で立てた。これは子供の役割。
家族の役割分担が、しっかりとあった気がする。
女の子の遊びに「お手玉」があった(正月に限らなかったと思うが)。
送って頂いた小豆がたくさんあったことから、母はお手玉の中に小豆を使っていた。
数珠を入れたりもしたが、小豆の方が重く使い勝手が良かった、と記憶してる。
古い布を使ってのお手玉作りは、母子の共同作業だったか!?!
創る喜びを実感でき、ものを大事に使う事をも覚えさせてくれた様に感じる。
「戦後の動乱期」に育った団塊世代が、和文化・伝統をしっかりと次世代に継承させる。
戦後教育の偏向は、一種の洗脳でもあった。今こそ見直せる、と思うのだ。
民主主義・平和感覚、「成人の日」に若者よりいづる感性に未来は明るいって感じた。
日本を主導している国会議員の一部に、私利私欲に走っている議員を見た(私感)。
保守とか左派・左翼を己と対峙して思えた年頭。お供えを叩き壊しながら色々思った。
とりとめなく色々と思い浮かべたが、今の日本人は、少々平和ボケしてるって感じてる。
身の回りの人々には、真摯に事象と対峙しようとのたもうている。