《雨ニモマケズ風ニモマケズ姿を見せる草(2)❖2021/5/22❖》
クサフジ(草藤) マメ科(Fabaceae) 「令和参年5月22日境川土手」
フジに似るが、木の仲間ではなく草類。自生種(在来種)でもある。
日当たりのよい山野の草地などに生える蔓性の植物。
茎高は、80~150cm、茎上部の葉のわきから花柄をのばし、総状花序を出す。
木の藤の花序は長く垂れ下がり上から順に花を開いていくが、
クサフジは花序を立て、花序は長さ3~10cm、花は一方にかたよって付く。
蝶形花は、紫色~青紫色~赤紫色で細長く、旗弁は上方にそり返る。
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気晴らしに、俣野別邸を訪ねた。土曜日だからか、散策者・犬の散歩姿があった。
中に老女の一団が植物撮影の為に匍匐前進のような行動には笑えた。
これだから散策路を作りたい(制限したい)と思っても不思議ではない。
芝地を草原風に時間を掛けて自然植生に戻そうとの管理者の意向が見える。
数年立っていることで、ヒメコバンソウが顔を出していないかと探したが☓。
あの老女達は、自然発生する植物に配慮なんて思わないだろう、と苦笑した。
皆、三脚は持っている。何故使わないのか??
帰り道、思い立って境川のある場所を思い出し、花探しに散歩してみた。
クサフジがこんな場所に、、、、川べりの土手に咲いている(6年ぶりに確認)。
「令和参年(皇紀2681年)5月22日、記」