《雨ニモマケズ風ニモマケズ姿を見せた茸❖2021/5/22❖》
シバフタケ(芝生茸);《上記画像の》
きのこは「木の子」とも云われるが、芝生でも茸を目にする、、、。
芝地に顔を出すきのこ、傘の直径が割りと小型のきのこが多いようにも思う。
昔、鎌倉の自然をまもる会で講師をして下さった故今関六也先生にお聞きした茸。
枯れたシバの根を分解して栄養源にし、シバの根と共生関係にあるきのこがあると!!
“シバフウラベニタケ”生態的特徴は未解明(35年も前の話・昔のメモを見た)だとか。
目前に見える菌類、どんな種類か全くわからん。自宅に戻って調べるも分からない。
メモを頼りに、否、当てずっぽに調べていくと“芝生茸”に辿り着いた。
シバフタケは、傘は径2~4cm、茶褐色で、乾くと白っぽくなる。ヒダは疎で白い。
柄は細く中空だが強靭。全体的に乾燥ぎみ。夏から秋に、しばしば輪状に発生する。
西欧では、シバフタケを好んで食用にする、が日本では食べる事を聞かない。
小型で肉が薄いので魅力に欠ける。が群生するので多様につかえ、乾燥保存もできる。
古く江戸時代に下総でヨシタケ、信州でオギタケ、筑後でヨシダケと呼ばれていた茸に似てる。
葦原に生えるきのこで食用にし、味はエノキタケに似ているという。
「令和参年(皇紀2681年)5月25日、記」