《 雅羅・/・襍囈〝はぁるの小川〟❖ ’24-89❖ 》

春の小川を彩るカラシナ(辛子菜)。
カラシナ(辛子菜)   アブラナ科(Brassicaceae)
学名:Brassica juncea (L.) Czern.
別名:セイヨウカラシナ(西洋辛子菜)
カラシナ(辛子菜)の拡大花。
カラシナ(辛子菜)の葉。
カラシナ(辛子菜)の葉姿。


《 野菜の花〝3月花XXII〟》
カラシナ(辛子菜);
西アジア原産と云われているがよく分かっていない。
日本には弥生時代に伝来したといわれている。
本州の一部堤防上などに大群落をつくっていると聞く。
種子から辛子ができる。これが和名の由来。
クロガラシとアブラナ類の交雑が起源と推定されている。
茎は直立し、高さ30〜80cm、無毛で白緑色。
下部の葉は大きく、しばしば羽状に分裂、縁に鋸歯がある。
上部の茎葉は小さく全縁。葉の基部は、茎を抱かない。
花は黄色の十字形で、直径1cm、上方のものは蕾とほぼ同じ高さにある。
花弁の長さは、9~13㎜と 小さい。萼片は長さ4~6㎜。
萼片は、開花時には斜め上に向けて立つ。
果実は、線形で長さ3〜6cm。先には6〜9mmの嘴がある。
種子は幅1.2~2㎜の球形、赤褐色。花期は3〜4月。
花は菜の花(アブラナやセイヨウアブラナ)に似ている。
アブラナ、セイヨウアブラナは葉の基部が茎を抱く。
カラシナ(セイヨウカラシナ)は、原種が帰化したものとされている。
だが、在来のカラシナやセイヨウアブラナと交雑し、多様である。

「令和陸年(皇紀2684年)3月29日、記」
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