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山地の林縁に生える一年草。(エゴマは外来種だがレモンエゴマは在来種)
東南アジア原産という一年草で、元は人が栽培してきた農作物。
古い時代に日本へ入ってきたため在来種の扱いになったりもする。
葉が食用になり、種子からは油が採れる。
エゴマは、全体的姿はアオジソ(青紫蘇)に似ている。両者の交雑種もある。
葉は対生。葉身の基部側四分の一に鋸歯(きょし)がない。
葉柄付近までびっしり鋸歯があったら希少種トラノオジソ(虎の尾紫蘇)か?
葉を揉むとレモンの香りがするレモンエゴマ(檸檬荏胡麻)がある。
だが、エゴマにもレモン臭がするものもあって判別が難しい。
エゴマは栽培種で色々とあり、レモン臭だけでの判別は無理。
茎に短毛と縮れ気味の長毛が疎生し、苞が幅狭で緑色なのがエゴマ。
茎に下向きの短毛が密生、花序下方の苞が幅広で白っぽいのがレモンエゴマ。
花序は葉脈にも付くが茎先端に突き出たものが印象的。シソに似ている。
花色はふつう白。生育環境により花期は少しずれるが、泉の森では9月下旬~。
完熟した実の種子からは食用油の「えごま油」が採れる。
α-リノレン酸を多く含んでおり、動脈硬化や心疾患を予防する。
あるいは老化防止、認知症を予防、ダイエットにも効果がある。
えごま油は酸化しやすいため、加熱してはいけない。
えごま油にはエゴマ特有の臭みは一切なく味はまろやか。
ーー色々と掲載されている。参考引用させていただいた。ーー
「令和陸年(皇紀2684年)10月9日