《襍・/・画  “ 秋景(8)”  ❖ ’23-99 ❖》

ナンバンギセル(南蛮煙管)    ハマウツボ科(Orobanchaceae)
学名: Aeginetia indica L.
寄生植物で茎はごく短く、殆ど地上には出ない。
葉緑素を欠き、光合成せず、ふつうはススキの仲間に寄生する。
『万葉集』では思草(おもいぐさ)の名前で出てくる。 
《 忘備録・・泉の森で出会えた。*2023/09/26*  》
いろいろな雑用がかさなって、散歩できない日々が続いていた。
いよいよ以って鬱憤が溜まり、出動!?!外出の途に少し散歩。
近間の里地(里山)は、いつも通り。花々も余り代わり映えしない。
そんな中、ラッキーな出会いがあった。“南蛮煙管”と出会えた。
例年、顔を出す事は知っていたが、初めてこの地で観る事ができた。
すすきの根本にひっそりと寄り添っている。可愛くも健気に立って!!
研究者ノート;筑波大(奥山雄大) 
秋のススキ野原に、ぴょこんと可愛らしいピンク色の花を咲かせているのはナンバンギセル。
実は、植物のくせに自分では光合成を行うことをやめてしまい、
代わりにススキなどが作った光合成産物である糖分を盗んでしまうという「ズルい」性質を持っています。
ナンバンギセルが属するハマウツボ科はいずれもこのような寄生生活を送る植物で、
中には作物から栄養を奪う大害草になるものも。
その一方で、この仲間の植物の発芽習性の研究から
「ストリゴラクトン」という全く新しい植物ホルモンが最近発見されました。
驚くべきことにストリゴラクトンはハマウツボ科だけでなく、
あらゆる植物の生長のしかたに関わっていることが分かってきており、
大きな注目を集めています。
どんな植物から大発見が起こるか分からないものですね。 

※先月末に風邪をもらい、悪化をさまよい、ブログどころではなかった。
 花巡りを楽しんでいるが、この1ヶ月余り動けず忘備録で我慢。※ 

「令和伍年(皇紀2683年)9月30日、記」


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《襍・/・画  “ 秋景(7)”  ❖ ’23-98 ❖》

フジバカマ(藤袴) キク科(Asteraceae)
学名:Eupatorium japonicum Thunb.
 synonym Eupatorium fortunei Turcz
上3画像は、葛飾区HPより借用。


上2画像は、神奈川・金沢動物園内。
園芸種と思われる。
《  秋分の日に思う藤袴 *2023/09/23*  》
古くより言われてきた二至(冬至と夏至)二分(春分と秋分)。
それが立春・立夏・立秋・立冬(四立)になっていったか?
それらが細分化して二十四節気なる季節感が生まれた。
旧暦では、八月中気。陰陽の中分となれば、と言われた(歴便覧)。
暑い日は減り、冷気を感ずる日が増える頃と称される。
昼と夜の長さがほぼ同じ。また、秋彼岸の中日でもある。
更には、秋の七草が、咲き揃う誇る頃でもある。
秋の七草は万葉集の山上憶良の2首の歌が始まり。
「秋の野に咲いている草花を指折り数えると7種類ある」。
萩(はぎ)、尾花(おばな=すすき)、葛(くず)、
撫子(なでしこ)、女郎花(おみなえし)、
藤袴(ふじばかま)、桔梗(ききょう)を意味しよう。
秋の七草の中で身近では、中々見られなくなった草がある。
野生(自生)のふじばかま(藤袴)は、絶滅危惧種に成ってしまった。
フジバカマは、中国原産で日本には奈良時代に渡来したとされる。
古代中国では香草として重用されていた。香りは桜餅のような香り。
桜と藤袴は、クマリンという共通する成分が含まれ同様な香である。
フジバカマの香り、そしてきりッとした立ち姿は秋の雰囲気を醸し出す。
中国原産種と言われるものと日本の野生種は、風貌が全く違う!?!

フジバカマ(藤袴);
秋の七草の1つだが、関東地方には自生地がほとんどないらしい。
神奈川県では、栽培園芸種しか見たことがない。
以前、東京葛飾区の都立水元公園脇の水元さくら堤自然保護区域でみた。
ここは、江戸時代に築かれた桜土手の面影を残している場所。
昭和59年から保護事業が始まって自然環境の回復保全されている。
日本の自生種は茎も殆ど赤くならず、葉が大きく花は白色、腺点がない。
根茎が地下を長く横に這って広がり、茎は集まって直立し、上部で分枝。
葉は対生し、3深裂し裂片は長さ8~13㎝、幅3~4.5㎝の長楕円形、鋸歯縁。
葉表は普通、光沢があり、葉の両面とも腺点はない。葉柄は長さ0.5~2㎝。
総苞は長さ7~8㎜の鐘形。総苞片は円頭、2~3列。花は筒状花のみ5個。
栽培種は藤色だが、野生のものはほとんど白色。
近似種のヒヨドリバナは葉が普通3裂しないが、3裂する場合もまれにある。
サワフジバカマ Eupatorium x arakianum はサワヒヨドリとフジバカマの交配種。
フジバカマに似るが、茎が赤色を帯び、上部の葉まで3裂する。
フジバカマの名で流通している園芸種。 

「令和伍年(皇紀2683年)9月23日、記」


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《襍・/・画  “ 秋景(6)”  ❖ ’23-97 ❖》

ハナダテ(花蓼)  タデ科(Polygonaceae)
学名:Persicaria posumbu (Buch.-Ham. ex D. Don) H. Gross
別名:ヤブタデ
花が小さくアップしてもよくわからない。


ヒカゲイノコヅチ(日陰猪子槌) ヒユ科(Amaranthaceae)
学名:Achyranthes bidentata Blume var. japonica Miq.
synonym Achyranthes japonica (Miq.) Nakai
別名:イノコヅチ(猪子槌)
地味な色だが、実に面白い花。自然界は、摩訶不思議!!


オニタビラコ(鬼田平子) キク科(Asteraceae)
学名:Youngia japonica (L.) DC.
synonym Youngia japonica (L.) DC. subsp. elstonii (Hochr.) Babcock et Stebb.
アップしてみると、色・形バランスがいい。





《  自庭の野草 *2023/09/18*  》

ハナダテ(花蓼);
日本全土の山野の林内や林縁などのやや湿ったところに多い。
茎高30cm位。茎下部は地をはう。葉は互生、卵形〜長卵形。
先は急に細くなり尾状にとがり、中央部に黒っぽい斑紋がある。
托葉鞘は筒形でふちに長い毛がある。
花序は細長くのび、紅色〜淡紅色の小さな花をつける。
葉がイヌタデと似ているが日陰に多く生える。
ハナタデは、イヌタデと違い花の付き方がまばら。 

ヒカゲイノコヅチ(日陰猪子槌);
山野の林内や竹やぶなど、日のあまり当たらないところに生える。
茎高1m前後。茎の断面は四角形で、節の所はふくらんでいる。
葉は対生し、長さ5〜15cmの長楕円形で薄く、先はとがる。
茎先や枝先に細い穂状花序をだし下向きに緑色の小花をまばらに付ける。
針状の小苞があるが、それで動物等の体などにくっつく。
小苞の基部に半透明の白い付属物があり、ヒナタイノコヅチより大きい。
花被片は5個で先はとがる。仮雄蕊は平たくて、あまり目立たない。
ヒナタイノコズチ Achyranthes bidentata var. fauriei は日なたに生える。
葉が捩れる様に波打ち、葉の裏に白毛が密生、小苞の付属体も小さい。
また、薄い膜状の偽仮雄しべがある。 

オニタビラコ(鬼田平子);
道端や公園、庭のすみなどに普通に見える。高さ0.2〜1m。
所によっては群生するが、独立して生えていることも多い。
全体にやわらかく、細かい毛がある。茎や葉を切ると白い乳液がでる。
根生葉はロゼット状につき、頭大羽状に深裂する。
頂裂片は三角状卵形で先は丸い。下部の葉は根生葉に比べ先が尖る。
茎の上部の葉は少なく、小型で少し褐紫色を帯びることが多い。
茎の先に直径7〜8mmの黄色の頭花を散房状に多数つける。
花期は普通5〜10月だが、南の地方では1年中咲いている所もある。
総苞は長さ4〜5mmの円筒形。内片は1列に並び、外片はごく小さい。
花の後、総苞基部は膨らみ総苞片は草果が熟すとそり返る。冠毛は白色。
最近ではオニタビラコを、アカオニタビラコ(Y. japonica subsp. elstonii)。
花茎は通常1本。茎葉が数枚、大きい。花茎は紫色を帯びる。
下部を中心に毛が多い。ロゼットは柔らかな緑色で赤い部分がある。
頭花は径7〜10mmアオに比べてやや自然度の高い環境に多く見られる。
アオオニタビラコ(Y. japonica subsp. japonica)
花茎が通常多数出る。茎葉はつかない。花茎は紫色を帯びない。           
ロゼットは青っぽい緑色で光沢があり赤い部分がない。
頭花は8〜13mm。路傍の植え込みなど,
アカに比べて攪乱されたところに多く見られる。
アカオニタビラコ、アオオニタビラコ・・覚えるのが大変だ!! 

小生だけが悦に入ってる庭。家人は、単に無精してるだけと睨む。
自然環境の経過を見てるのだが、美意識欠如と言われると???
護美(ごみ)とは、“これ如何に”と思う日々である。 

「令和伍年(皇紀2683年)9月19日、記」

 


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《襍・/・画  “ 秋景(5)”  ❖ ’23-96 ❖》

ホウキギク(箒菊) キク科(Asteraceae)
学名:Symphyotrichum subulatum (Michx.) G. L. Nesom var. squamatum (Spreng.) S. D. Sundb.
 synonym Aster subulatus Michx. var. andwicensis (A. Gray) A. G. Jones

《  自庭の花 *2023/09/15*  》
残暑・雷雨と目まぐるしい天候??突然に来る降雨に驚く。
全く手入れをせず自然のままに放置してる庭。
背の高くなる野草だけは、見栄えを考え抜いている。
自然に茎を上げる小さな花。風ある早朝に撮るも手振れピンボケ。
帰宅して画像を見ると〝がっかり〟。取り直す時間もなく!?!

ホウキギク(箒菊);
南アメリカのブラジル、ボリビア、アルゼンチンが原産地。
明治末期に大阪で発見された。が、今では雑草と呼ばれる野草。
茎は、よく分枝し茎高1m位にもなることがある。
葉は、基部から先端までほぼ同じ幅の線形で、基部は少し茎を抱く。
頭花は、直径5〜6mm。舌状花は、白色だがまれに淡紫色。
冠毛は、筒状花より長い。花が終わると冠毛は伸びの外に突き出る。
よく似るヒロハホウキギクとの違い、特徴。
 1 頭花の直径は、ホウキは5〜6mm、ヒロハは、7〜9mm。
 2 葉の幅は、ホウキ、0.5〜1.0cm。ヒロハ、0.8-2.5cm。
 3 花序の枝は、ホウキは30°〜60°。ヒロハ、60°〜90°で出開。
 4 ヒロハは筒状花の冠毛が花筒より短い。
他に花が1cm以上あるオオホウキギクがあるが、見分けは難しい。
ホウキギク類は中間的なものもあり、変化が多く、分類が難しい。
学名にしても同義語が多い。
神奈川県植物誌では従来のヒロハホウキギクとホウキギクの学名が同じ。
これは、シオン属として分類する場合は変種扱いにするのではなく、
Aster squamatus (Spreng.) Hieron.とするのが普通であり、
USDAではAster subulatus auct. nonn.としている。
 ホウキギクとヒロハホウキギクとの雑種はムラサキホウキギクといわれる。
頭花がヒロハホウキギクに似て、ホウキギクより濃い淡紫色で、冠毛が目立つ。

「令和伍年(皇紀2683年)9月16日、記」

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《襍・/・画  “ 秋景(3+1)”  ❖ ’23-95 ❖》

カゲロウラン(蜉蝣蘭)  ラン科(Orchidaceae)
学名:Hetaeria agyokuana (Fukuy.) Nackej.
環境省カテゴリ:準絶滅危惧(NT)、神奈川県:絶滅危惧II類(VU)
別名:オオスミキヌラン
※ 上2画像は、借り物 ※
小さな花だが、瀟洒な花だ。
《  近間だが、最近、見ていない花  》
残暑が厳しい。PCと資料の山に目を凝らす日々で身体が重い。
少し休んでいたら、脳裏に季節の植物の事が浮かんできた。
今頃、三浦半島最高峰の大楠山~武山で見られる小花。
ラン科のカゲロウラン(蜉蝣蘭)の花が、見れる頃では?と。
常緑樹林の林床に生える茎高、約20センチの華奢な草本。
葉は、濃緑色でビロード状の光沢で縁は波打ち3~5の葉をつける。
花は、横向き。少し傾いて一つの茎に5〜6個、花を咲かせる。
小さく3mm程の花。開く側萼片は長さ5mmで緑色で披針形。
桃色の背萼片の下に白い側花弁と先端がV字の袋状唇弁がある。
常緑林林床に生え、地表近くを這う緑色の根茎の節々から根を出す。
儚げな花の姿を昆虫の蜉蝣(蜻蛉)に見立てたことが、名前の由来。
数十年來、見る機会を失っている。心の中での“幻の野草”である。
今年こそは探訪したい、と思うも折り合い付かず出掛けられそうにない。 

「令和伍年(皇紀2683年)9月13日、記」

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《襍・/・画  “ 秋景(3)”  ❖ ’23-94 ❖》

はぜらん(爆蘭) ハゼラン科(Talinaceae)
学名:Talinum paniculatum (Jacq.) Gaertn.
Synonym; Talinum crassifolium (Jacq.) Willd.
別名:サンジカ(三時花、サンジソウ・三時草ともいう)
関東では、エドノハナビ(江戸の花火)と言われる。
午前中など花が開いてない時は、小さい赤いつぶのようにみえる。


あちこちで、このシオカラトンボを見掛ける。秋は忍び寄っている。


《  近間で見ゆる“早秋の花”  》

ハゼラン(爆蘭);
全体無毛、茎は円柱形でまばらに分岐、花序を含めて高さ80cm程。
葉は先の尖った倒卵形、やや多肉質で全縁、近接して互生する。
葉は卵形でつやがあるって、地面に近いところにだけある。
茎の上部に細かく分岐した円錐形の花序を出す。
花弁は5枚、赤色~淡紅色、まれに橙黄色、長さ3~6㎜。
萼片は早落性、長さ2.5~4㎜。雄蕊15~20個程度。柱頭3裂。
花柄は長さ20㎜くらい。果実(蒴果)は直径3~5㎜で3稜ある球形。
熟すと3裂する。種子は黒色、長さ約0.8㎜のゆがんだ円盤形。
初秋前後、赤色の花(花弁は5枚)を線香花火のようにつける。瀟洒だ。
名前の由来は、はぜる(はじける!)ように美しい花をつけることから。
午後3時ごろから咲くのでサンジソウ(三時草)とも呼ばれている。 

「令和伍年(皇紀2683年)9月10日、記」

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《襍・/・画  “ 秋景(2)”  ❖ ’23-93 ❖》

ハナイカリ(花碇、花錨)  リンドウ科(Gentianaceae) 
学名:Halenia corniculata (L.) Cornaz
(八ヶ岳・麦草峠)
(八ヶ岳・麦草峠)

八ヶ岳・夏沢峠
八ヶ岳・夏沢峠

八ヶ岳山麓・飯盛山
《  “高原帯で見られる花・・初秋を感じる花”  》
ハナイカリ(花碇、花錨);
山地~亜高山の草地や林縁などに生え、茎の高さ20~60cm。
葉は対生し、長楕円形で先は尖る。淡い草色の葉はみずみずしい。
8~9月、葉腋から伸びた花柄の先に淡黄色の花をやや密につける。
多くは、一年草らしいが、二年草もあるらしい(未見)。
二年草の場合、一年目は根生葉のままで年を越し二年目で茎を立てる。
花は、四裂し裂片の下部は長い距(鶏の足後ろの爪状)になっている。
本来は、虫を集めるために花の蜜を貯える器官である。
和名は船の錨に似ている花をつけることに由来する。
富士山麓御坂峠や霧ヶ峰・車山高原等でよく見かける。


「令和伍年(皇紀2683年)9月6日、記」

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《襍・/・画  “ 秋景(1)”  ❖ ’23-92 ❖》

「風の盆」の由来;
越中おわら節は、江戸時代の元禄年間( 1 6 8 8 ~ 1 7 0 3 )から始められたと伝えられる。
すでに三百年以上の歴史があるが、民衆の伝統芸能がゆえ名の由来を特定できない。
「風の盆」について「風鎮め」説がある。
おわら風の盆が行われる9月1日は旧暦の八朔(八月朔日)で、風の災厄日とされてきた。
この八朔の日に 日本各地では様々な農耕儀礼がおこなわれ、
八尾の「風の盆」は、風を鎮めることを祈る踊りとして考えられることから、
「風の盆」と言われるようになった。ほかにも諸説あるが、此の説に納得。
「風の盆」は、人々が夜を徹して唄い踊る「歌舞音曲の祭礼」と理解できる。
 

《9月1日  “二百十日!?!”  》
立春から数えて二百十日目。嵐の襲来する時期とされてきた。
日本近郊には台風の脅威が今もまた、要注意だが慣れっこに!
心配事は、次から次と迫ってくるが、いかんともしがたい。
私的に9月1日は、年度初めの日(関係機関が、西欧にあった)。
OBになった今でも関わっているので9月は色々な意味で感慨がある。
すでに”後期???”と呼ばれる自分だが、心身共に五十代と自負??
今年の早春頃、先輩から仲間と情報共有の場を設けたいと。。。!
事務局は、君に任せる・と会合で表明された。体のいい雑用係だ。
長いことお付き合いさせて頂き、ご指導賜ってきた、致し方ない。
色々な国の時事・報道に関する事象を仲間で共有しよう、が趣旨。
趣味と実益を兼ね個人的写真屋さんのネットワークを作ろうである。
報道しない自由が、多々見られる、ありのままの事実を共有したい。
色々と興味深い事実を如何に自分感覚で捉えるかである。
古い仲間、大方の人は隠居状態。各々が、リフレッシュ。
色々な分野の人が、ワイワイガヤガヤ・ネット会議のはじまり。 

星辰の如く、急がず休まず人はみな、己が負い目の回りをまわれ。
文豪・ゲーテの言葉を合言葉に、老若男女集まり始めた。
同窓会のような顔ぶれだが、若い人からは活力をもらえそう。
§   §   §   §   §
この季節には、日本各地で秋祭りが始まる。
五穀豊穣を祈願しての庶民の催事でもあったろう。
未だ地域社会での素朴な祭りを見に行っていたことがあった。
富山県八尾の「おわら 風の盆」。
見せるための踊りではなく自分たちの祈りを込めた踊り。
案内してくださった方の言葉も素朴な響きがあった。
伝統・文化を正当に継承したい。観光で形骸化してはいけない。
今の日本は、安寧な社会と言えるだろう。孫達にも語りたく思う。

「令和伍年(皇紀2683年)9月3日、記」

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