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- ファルコン植物記(1687)黄色の<キク>(18)【国華荘厳】
「大菊」の基準花径18センチよりもさらに大きな「三本仕立て」の【国華荘厳】が、飾られていました。
江戸時代から栽培されてきた変わり咲きの一品種群で、数百枚の太い管弁がたくさん集まってこんもりと咲く<厚物>と呼ばれている形態です。
以前にも紹介しています 「国華の印」 など「国華・・・」と付く品種の名称は、大阪府和泉市にあります<国華園>の育成品種で、1927(昭和2)年に創業、国の華(花)として「菊」の苗の品種改良と販売を手掛け、「大菊」の約8割の品種はこの<国華園>が占めています。
黄色の「大菊」としては、「国華開祖」や「国華吉兆」・「国華安国」などがあり、素人ではとても見分けるのは難しい花姿です。
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