宝塚市にある国登録有形文化財「旧松本邸」」(宝塚市桜ガ丘3ノ45)の一般公開が5月14日(月)から5月20日(日)までの10:00~16:00に入場無料で 開催されます。
「旧松本邸」は、神戸を拠点に日本で初めて列車自動連結器やボイラー自動制御装置などの貿易業を行っていた<土井内蔵>さんの本宅として1937年に完成しています。
この建物は、ほとんど手を加えておらず、2階建てで、1階に居間や食堂、2階に寝室など全8室あり、建築当時の姿を残し、モダンな西洋スタイルの生活を知ることができる貴重な文化遺産です。平成17年(2005)に国登録有形文化財に指定され、平成21年(2009)には、「ひょうごの近代住宅100選」に選定されました。
広島県出身でアメリカ留学した建築家<川崎忍>(土井内蔵の甥1890年~1972年)さんによって設計され、2001年に<松本安弘>さん(娘婿)の遺言により宝塚市に寄贈されています。期間中は、館内を自由に見て回ることができるほか、館内解説やミニコンサートも行われます。
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