< 「リュウグウ」(画像:宇宙航空研究開発機構) >
小惑星探査機 「はやぶさ2」 が撮影した目的地の小惑星「リュウグウ」の写真を宇宙航空研究開発機構(JAXA)が21日、公表しています。そろばんの玉のような形で、表面に多くの凹凸がある。「リュウグウ」の詳しい形状が分かったのは初めてになります。
「リュウグウ」まで約120~100キロに迫った20日に搭載カメラで撮影しています。地球からの観測では、ほぼ球形と予想されていました。直径は約900メートルとみられています。「リュウグウ」には6月27日(水)ごろに到着する予定です。
同様の形の小惑星はほかにも多数見つかっていますが、「リュウグウ」より小さく高速で自転しているものが多いという。<吉川真>ミッションマネージャは「このような形になるメカニズムを解明したい。今回の探査は非常に面白いことになる」と述べています。
「はやぶさ2」は「リュウグウ」に着地して物質を採取するため、地形が重要になります。「はやぶさ2」は平成26年12月に地球を出発。人工クレーターを作り、史上初めて小惑星の地下の物質を採取して地球に持ち帰る予定です。
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