神戸：ファルコンの散歩メモ

今朝の朝刊各紙では、小学生の女の子の日常をほのぼのと描き、アニメも大ヒットした国民的漫画「ちびまる子ちゃん」で知られる漫画家の＜さくらももこ＞さんが、１５日、乳がんのため死去（享年５３）していたことが報道されています、

さくらプロダクションが＜さくら＞さんの公式ブログで公表しています。静岡県清水市（現・静岡市清水区）出身。本名は非公表。通夜・告別式は、遺族の意向で、親族・近親者のみで執り行われています。

さくらさんは１９６５年生まれ。小さい頃から漫画を描くのが好きだったという。１９８４年に漫画家デビューし、上京した１９８６年、「ちびまる子ちゃん」を少女漫画誌「りぼん」（８月号）にて連載開始されました。
　１９７０年代を舞台に、＜さくら＞さん自身を思わせる小学３年生の主人公「まる子」と個性的な家族や友人たちとの生活を郷愁とユーモア豊かに生き生きと描き、８９年に講談社漫画賞を受賞。９０年、フジテレビでアニメ化され、国民的な人気作品となりました。＜さくら＞さんが作詞した＜Ｂ．Ｂ．クイーンズ＞のテーマ曲「おどるポンポコリン」も１６０万枚超（オリコン調べ）と大ヒット。日本レコード大賞を受賞しています。

集英社によれば、単行本などの関連書籍の発行部数は累計３２００万部に上るようです。
エッセーの名手としても知られ、「もものかんづめ」（１９９１年３月）などがミリオンセラーとなっています。２０００年には企画、取材、執筆、漫画、イラストを１人で手掛けた雑誌「富士山」（全５号）の編集長を務めるなど、多彩な才能を発揮しました。