『CURED キュアード』@<デヴィッド・フレイン>監督
Feb
10
ゾンビウイルスのパンデミックが収束したあとの世界を舞台に、画期的な治療法によって回復した元感染者たちの姿を描いています。
「回復者」として社会復帰することになった彼らは、ゾンビだった頃の忌まわしい記憶を保ち、耐えがたいPTSDに苛まれていました。そして彼らを恐れる市民の抗議デモは激しさを増し、回復者たちは理不尽な差別に不満を募らせていきます。
『JUNO/ジュノ』(2008年・監督: ジェイソン・ライトマン)・『ローラーガールズ・ダイアリー』(2010年・監督: ドリュー・バリモア)の<エレン・ペイジ>(32)が、ゾンビに夫を殺され幼い息子を1人で養う「アビー」を演じ、また『ハイドリヒを撃て!「ナチの野獣」暗殺作戦」』(2016年・監督: ショーン・エリス)の<サム・キーリー>(30)が、義姉アビーのもとに身を寄せる回復者の若者「セナン」に扮しています。
監督はアイルランドの新鋭<デヴィッド・フレイン>が務めています。人種差別、宗教対立、移民問題など、現代社会の状況を反映したオリジナル脚本を自ら手がけ、長編デビューを飾っています。