先月5月は「カーネーション」でしたが、今月も。折り紙で作成された作品が展示されています。
5月は「母の日」があるとということで 「カーネーション」の花束 でしたが、6月は季節の花として「アジサイ(紫陽花)」が選ばれています。
日本語で漢字表記に用いられる「紫陽花」は、唐の詩人白居易が別の花、おそらくライラックに付けた名で、平安時代の学者<源順>がこの漢字をあてたことから誤って広まったといわれています。
地元神戸では、「アジサイ」は、市の花に制定されており、神戸市立森林植物園では、約5万株のアジサイが植えられています。また、裏六甲ドライブウェイおよび奥摩耶ドライブウェイ沿いには延々と「アジサイ」の株が自生しています。
日本を追放された<シーボルト>は、愛人<オタクサ(お滝さん)>を偲んで「アジサイ」に[Hydorangea macrophylla Sieb.var otakusa]の学名を命名しています。
[otakusa]の由来を<シーボルト>は、日本での地方名だと著書に書いていますが、事実に反し、<お滝>に献名したものであることを突き止めたのは、<牧野富太郎>でした。
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