世界最小となる新種の恐竜の卵の化石@兵庫県丹波市
Jun
28
化石が見つかったのは、大型竜脚類の「丹波竜」などが見つかっている丹波市の地層(篠山層群)。筑波大の<田中康平>助教らは、2015、2017年の試掘で卵の化石四つが見つかった地点の周囲を発掘調査し、卵の破片など4種の化石を発見しました。
見つかった化石を詳しく調べたところ、うち2種が殻の微細構造などから新種と判明。このうち1種は長さ約4.5センチ、幅約2センチ、重さは推定約10グラムとウズラの卵並みで、これまで見つかった恐竜化石で最も小さい大きさでした。
親恐竜の姿は分かりませんが、類似する化石との比較などから、小型獣脚類と呼ばれる恐竜の仲間と推定。「小さい」の意味を持つ日本語の「ひめ」と、2006年に丹波竜を発見した<村上茂>さんにちなみ、学名を「ヒメウーリサス・ムラカミイ」と名付けています。
Posted at 2020-06-28 19:12
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Posted at 2020-07-06 22:40
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