「神戸ポートミュージアム」のイメージ図(画像:アセットマネージャー兼信託受託者のSMBC信託銀行提供)
神戸市は、神戸港の新港突堤西地区(神戸市中央区)の再開発で、新たに建設される文化施設棟の名称が「神戸ポートミュージアム」に決まったと発表しています。音や光などの演出を加えた水族館を中心に、飲食店が集まるフードホールやクラシックカーの展示がある複合施設として、開業は2021年秋とし、当初予定の21年3月から半年遅れています。
2017年の発表当初、屋外から眺められる円筒形の巨大水槽を打ち出しました が、設計が困難で実現しませんでした。
地上4階、地下1階建てで延べ約7300平方メートル。水族館「アトア」は2~4階に入ります。整備のテーマを「劇場型アクアリウム」とし、魚が泳ぐ水槽と舞台美術などの演出を融合させるとのことです。
施設の1階にはポトマック(神戸市中央区)が運営するフードホール「TOOTH MART FOOD HALL & NIGHT FES(トゥースマート・フードホール&ナイトフェス)」と、第1突堤基部の再開発地区内に本社を構える予定のGLION(ジーライオン)グループが運営する「GLION CLASSIC CAR MUSEUM(ジーライオン・クラシックカー・ミュージアム、仮称)」が入居します。
再開発は、住友不動産が代表の企業連合が進め、同施設を含め計6棟の計画になっています。カタログ通販大手フェリシモ(同市中央区)の新本社ビルが21年初めに完成するのを皮切りに、自動車の博物館、27階建てマンション2棟などが25年までに立つ予定です。
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