30日の米株式市場でダウ平均株価は小反落模様でした。ヘッジファンドのアルケゴス・キャピタルの問題で金融株やバイアコムCBS、ディズカバリーといったストリーミング関連株への売りが強まっていましたが、30日はその動きも一服しており、それらの銘柄は買い戻されている。市場では金融業界への不安は強まっているものの、市場全体への影響は限定的との見方が有力となっているようです。
前日比104ドル41セント(0.31%)安の3万3066ドル96セントで取引を終えています。
米株式市場は引き続き、大規模な追加経済対策への期待や、ワクチン接種が予想以上に展開を早めており、景気回復への期待を高めています。
<バイデン>大統領は4月19日までに米国の成人の90%にワクチン接種の資格が発生し、利用できる薬局の数も2倍以上に拡大すると述べていますが、一部の州では感染が再び拡大の気配が見られており、株式市場も神経質になっています。欧州では感染第3波が広がりを見せ始めていることも気掛かり要因です。
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