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- 日経平均株価(12月9日)@終値2万8725円47銭
9日の東京株式市場で日経平均株価は、朝方から上下いずれにも大きく振れることはなく、日経平均は前日比小幅安の水準での小動きが続き、大引けにかけて、やや下げを広げ、3日ぶりに反落し、前日比135円15銭(0・47%)安の2万8725円47銭で取引を終えています。
前日までの2日間で日経平均は900円超上昇しており、短期的な過熱感から利益確定売りが優勢となりました。心理的な節目の2万9000円が近づき、戻り待ちの売りも出やすい情況でした。
午後に入ると、日経平均は軟調に推移しています。米株価指数先物が日本時間9日午後の取引で軟調に推移し、値がさ株を中心に売りが広がりました。あすのメジャーSQ(特別清算指数)算出を前に「先物は短期筋の売り方と買い方がにらみ合い、全体的に相場は膠着」でした。外国為替市場で円相場が対ドルで下げ渋ったことも輸出関連株を中心に相場の重荷となり、この日の安値で引けています。
日経平均が上げに転じる場面もありました。新型コロナウイルスの「変異型(オミクロン)」の感染拡大への懸念が後退したことで空運株などに買いが入り、相場を支えています。
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