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- ダウ平均株価(1月18日)@終値3万3296ドル96セント
18日の米株式市場でダウ工業株30種平均株価は反発して始まりました。
朝方発表の12月の米卸売物価指数(PPI)がインフレ鈍化を示しました。米連邦準備理事会(FRB)による利上げペースを落とすとの観測を強め、株買いが先行し一時「3万4016ドル53セント」の高値をつけていますが、本格化する米企業決算の発表を見極めたい雰囲気も強く出て次第に売りが優勢になりました。
(PPI)は前月比(0.5%)低下し、市場予想(0.1%低下)を下回りました。同時刻に発表されました12月の米小売売上高は前月比(1.1%減少)と市場予想(1.0%減少)以上に減っています。景気減速でインフレが沈静化に向かい、金融引き締めが和らぐとの見方を誘いました。ただ、インフレ鈍化は前週に出た12月の米消費者物価指数(CPI)でも確認されており、買いを急ぐ動きは弱い状況でした。
米株式相場は年明けから前週末にかけて戻りを試す展開が続いていたため、利益確定や持ち高調整の売りも出ており、取引開始前に発表された12月の米小売売上高が市場予想以上に減り、12月の米鉱工業生産指数も市場予想を下回ったことで景気懸念が意識されています。
終値は前日比613ドル89セント(1.81%)安の3万3296ドル96セントで終えています。
ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数は8営業日ぶりに反落し、前日比138.100ポイント(1.24%)安の1万0957.013でした。S&p500種は、前日比62.11ポイント(1.56%)安い3928.86でした。
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