「高峰秀子生誕100年プロジェクト」のキービジュアル
10月2日、「高峰秀子生誕100年プロジェクト」(プロジェクト実行委員会会長・大江正彦)の製作発表会見が、東京・帝国ホテルで開催されています。
<高峰秀子>は1924年3月27日に北海道・函館で生まれ、『母』(1929年・監督:野村芳亭)で映画デビューし〈天才子役〉として人気を集めまし。日本初の総天然色映画『カルメン故郷に帰る』(1951年・監督:木下 惠介)・『二十四の瞳』(1954年・監督:木下 惠介)・『浮雲』(1955年・監督:成瀬巳喜男)など数多くの作品に参加し、55歳で出演した319本目の作品『衝動殺人・息子よ』(1979年・監督:木下 惠介)を最後に銀幕を引退しています。
テレビドラマにも、1968年(昭和43年)から出演するようになり、夫の<松山善三>脚本による『落日燃ゆ』や東芝日曜劇場で放送された『一筆啓上致します』・『春の別れ』などに出演。ほか、フジテレビの「小川宏ショー」内の「高峰秀子対談」コーナーの司会を務めています。
文筆業でも活躍し、『巴里ひとりある記』・自伝となる『わたしの渡世日記』・『にんげん住所録』など26冊の著作があります。
「高峰秀子生誕100年プロジェクト」は生誕100年となる2024年を機に、<高峰秀子>の俳優としての功績に限らず、人・女性としての生き方、美学などを知ってもらいたいという思いから企画されました。
2010年(平成22年)12月28日午前5時28分、肺がんにより東京都渋谷区の病院で死去、86歳でした。
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