『火だるま槐多よ』@<佐藤寿保>監督
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22歳で歳で夭逝した大正時代の画家<村山槐多>(1896年〈明治29年〉9月15日~1919年〈大正8年〉2月20日)の作品に魅せられた現代の若者たちが、<村山槐多>の作品を独自の解釈で再生させていく姿を描いた『火だるま槐多よ』が、2023年12月23日より公開されます。
<村山槐多>の絵画『尿する裸僧』に魅入られた「法月薊」が「村山槐多を知っていますか?」と街頭インタビューをしていると、「私がカイタだ」と答える男「槌宮朔」に出会います。特殊な音域を聞き取る能力を持つ「朔」は、過去から「槐多」が語りかけてくる声を何度も聞くうちに神経を侵食され、自らを「槐多」と思い込むようになっていました。
「朔」が加工する音は同じく特殊な能力を持つ者にしか聞き取れないのですが、それぞれ予知能力、透視能力、念写能力、念動力を持つ若者4人のパフォーマンス集団がそれに感応します。
『佐々木、イン、マイマイン』の<遊屋慎太郎>が「朔」、『背中』の<佐藤里穂>が「薊」を演じています。ピンク映画出身で「ピンク四天王」の1人に数えられる<佐藤寿保>が監督を務め、<夢野史郎>が脚本を担当しています。