ダウ平均株価(2月1日)@終値3万8519ドル84セント
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2月1日の米株式市場でダウ工業株30種平均株価は反発して始まりました。1日発表の米雇用指標が労働需給の緩和を示し、物価上昇率が減速するとの見方が広がりました。ダウ平均株価は前日に「317ドルオ1セント」(0.82%)安と大きく下げた後で、主力銘柄には押し目買いが入っています。
1日発表の週間の新規失業保険申請件数は22万4000件と、市場予想(21万4000件)を上回りました。2023年10〜12月期の労働生産性では企業の賃金負担を示す単位労働コストが前の期比の年率で(0.5%上昇)し、市場予想(1.1%上昇)を下回っています。賃金の上昇圧力が緩み、インフレの鈍化につながるとの観測が広がっています。
午後に入り、朝発表の米雇用指標が労働需給の緩和を示し、物価上昇が一段と沈静化するとの見方が広がり、米長期金利が低下し、前日終値(3.91%)より低い(3.8%台半ば)で推移し、一時は(3.81%)と2023年12月下旬以来、およそ1カ月ぶりの低水準を付け、株式の相対的な割高感が薄れたとみた買いも入りやすくなり、株式相場の追い風となりました。
終値は、前日比369ドル54セント(0.97%)高の3万8519ドル84セントで終えています。(1月30日)に付けました過去最高値「3万8467ドル31セント」を更新しています。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は、前日比.197.63ポイント(1.30%)高の1万5361.64でした。
S&P500種は、前日比.60.54ポイント (1.25%)高の4706.19でした。