ダウ平均株価(2月8日)@終値3万8726ドル33セント
Feb
8
8日の米株式市場でダウ工業株30種平均株価は一進一退で始まりました。前日に四半期決算を発表した映画・娯楽のウォルト・ディズニーなどが買われています。半面、米長期金利の上昇が重荷となり、ダウ平均は小幅に下げる場面がありました。
ウォルト・ディズニーは一時(10%)上昇しました。前日に発表した2023年10〜12月期決算で1株利益が市場予想を上回っています。自社株買い計画や増配も好感され、買いが先行しています。
ダウ平均株価の構成銘柄ではありませんが、英半導体設計のアーム・ホールディングスも大幅高で推移しています。前日発表の2023年10〜12月期決算が市場予想を上回る増収となりました。人工知能(AI)需要による米企業業績の押し上げを示し、投資家心理を支えています。
買い一巡後、ダウ平均株価は下げに転じる場面が出ています。朝発表の週間の新規失業保険申請件数は21万8000件と、市場予想(22万件)を下回りました。発表後、米長期金利は前日終値(4.11%)を上回る(4.1%台半ば)で推移しています。長期金利の上昇で株式の相対的な割高感が意識されているのは、株式相場の重荷となりました。
終値は、前日比48ドル97セント(0.13%)高の3万8726ドル33セントで終え、連日で過去最高値を更新した。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は、前日比37.07ポイント(0.24%)高の1万5793.72でした。
S&P500種株価指数は、前日比2.85ポイント (0.057%)高の4997.91でした。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は、前日比37.07ポイント(0.24%)高の1万5793.72でした。
S&P500種株価指数は、前日比2.85ポイント (0.057%)高の4997.91でした。