中国系動画投稿アプリ「TikTok」利用禁止@米下院本会議
Mar
13
13日、米下院本会議は中国系動画投稿アプリ「TikTok」について、米国での利用を禁止する法案を可決しました。
「TikTok」の米国事業が非中国企業により運営されれば適用されないとし、運営企業の親会社、北京字節跳動科技(バイトダンス)に売却を求めています。
中国外務省の<汪文斌副報道局長>は13日の記者会見で、こうした動きに対し「覇権主義的な行動で企業の正常な経営活動を混乱させている」と反発しています。
中国共産党に関する下院特別委員会の<ギャラガー委員長>(共和党)ら超党派の議員団が法案を提出しています。「バイトダンスは中国共産党の管理下にある」と指摘。米市民のデータが中国政府に流れる可能性があり、安全保障上、深刻な脅威だとしています。
採決結果は賛成352票、反対65票でした。上院情報特別委員会の<ウォーナー委員長>(民主党)は声明で上院での可決に期待感を表明しています。中国は2017年制定の国家情報法で、企業に情報活動への協力を義務付けています。