アニメ『機動戦士ガンダム』のキャラクターデザイナーとして知られる作家の足跡をたどる回顧展「描く人、安彦良和」が、本日6月8日、兵庫県立美術館(神戸市中央区脇浜海岸通1)で開幕します。会期は9月1日まで、午前10時~午後6時。月曜休館(ただし、7月16日と8月13日は開館)。
<安彦良和>は、1947年12月9日、北海道遠軽町に開拓民3世として生まれ、弘前大学で学生運動に参加し、除籍処分を受け上京。手塚治虫の虫プロダクションに入り、アニメ制作の道を歩み始めました。2006~15年には神戸芸工大客員教授を務めています。
中学生の頃に授業の要点をまとめた「重点整理帳」などの資料、ガンダム最新作の原画を展示。ライフワークである日本の古代史や近代史を題材にした漫画シリーズの原画も展示されています。