ダウ平均株価(10月4日)終値4万2352ドル75セント
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4日の米株式市場でダウ工業株30種平均株価は反発して始まりました。4日米労働省発表の9月の米雇用統計は雇用者数の伸びが市場予想を上回りました。米経済の底堅さが示唆され、主力株に買いが先行しています。
ただ買いの勢いは続かず、その後は利益確定の売りも出てもみ合いの展開となっています。
雇用統計は非農業部門の雇用者数が前月比25万4千人増と、市場予想(14万人増)を大きく上回りました。失業率は前月の(4.2%)から(4.1%)に改善しています。市場では、労働市場の減速に対する懸念が薄れたことから投資家心理が楽観に傾いています。
米債券市場では長期金利が一時(3.97%)と8月上旬以来の高水準を付けています。金利と比べた株式の相対的な割高感が意識されているのは相場の重荷となりました。雇用統計を受け、市場では米連邦準備理事会(FRB)が11月の米連邦公開市場委員会(FOMC)で大幅利下げに動くとの観測が後退しています。
ダウ平均株価は、前日比341ドル16セント(0.81%)高の4万2352ドル75セントで終え、(9月30日)以来4日ぶりに最高値を更新しています。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は、前日比219.38ポイント(1.22%)高の1万8137.85でした。
S&P500種株価指数は、前日比53.13ポイント (0.90%)高の5751.07でした。
S&P500種株価指数は、前日比53.13ポイント (0.90%)高の5751.07でした。