17日、米商務省が発表しました2月の小売売上高(速報値、季節調整済み)は前月比(0.2%増)の7227億800万ドル(約107兆円)でした。市場予想(0.6%増)を下回りました。
<トランプ政権>の追加関税導入などでインフレが再加速するとの懸念が広がり、消費の先行きに警戒感が漂っています。
市場予想を下回るのは3カ月連続です。1月の改定値は前月比(1.2%減)と速報値(0.9%減)から下方修正されています。
自動車を除いたベースでは(0.3%増)でした。統計発表後に米2年債利回りは上昇。円は対ドルで下落でした。その後、同利回りは上げ幅を縮小し、円は下げを知事めています。
この日別に発表されました、ニューヨーク連銀製造業景況指数は2024年1月以来の水準に低下。米住宅建設業者の業況感を示す住宅市場指数は昨年8月以来7カ月ぶりの水準に沈んでいます。