エネルギー次世代を読む
Sep
12
少ない発電量を効率的に使う技術としては、それも補助的には必要な事なのだが、原子力発電の信頼性が崩壊した今、もっと根幹にあたるような効果が必要になった。
そこで、僕が注目しているのは、超電導直流送電だ。
http://www.nikkei.com/tech/trend/article/g=96958A90889DE2E6E0E1E1E1E4E2E3E5E2E1E0E2E3E2E2E2E2E2E2E3;p=9694E3E7E3E0E0E2E2EBE0E2E3E2
太陽光発電で得られる直流電流を、交流変換による減衰をさせずに送電し利用する。
何が凄いかって?
そもそも、太陽は自然の核融合施設。
僕らが何十年も研究を重ね、ほとんど成功の糸口が見えてこない核融合発電施設。
その核融合施設の巨大な奴が、毎日僕らの頭の上にある。
これを積極的に利用することによって、あたかも地球上に巨大な核融合発電所があるように振舞うためには、超電導直流送電が必要になる。
これは今までの小規模な太陽光発電ではなく、地球規模での太陽光発電所を想定している。
赤道の砂漠地帯は石油産出国ほどの力を持つ。
そして、超電導直流送電網を持つ者は、パイプラインの利権と同じ力を持つ。
もちろんそれぞれ自国でも発電は行うのだけれど、昼も夜も、晴れも嵐もある地球上では、それぞれの発電所を繋ぐ事により、世界規模での電力供給の安定化を図ることができるようになるのだ。
核融合炉を建設するよりも、シンプルで安全。
天の核融合炉「太陽」を積極的に利用するには、「超電導直流送電」がキーワードだ。
Posted at 2011-09-12 18:27
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Posted at 2011-09-13 03:33
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