総務省が進めるビッグデーター活用。 ゼタバイト(zettabyte)のデータ量の中から、必要な情報を分析する。 データーベースの速度も現在の1000倍程度では、遅すぎるのかもしれない。 我々の行動パターン、嗜好、履歴、健康状態、エネルギー消費等、スマートフォンのアクセスを含むありとあらゆるデータが分析の対象だ。 そうなると、何もかもマシンが提案してくる。 人間は操り人形だ。 ... 例えば、クルマを運転してどこかに行くという行為。 昔は行き先を入念に調べたり、道順を入念にチェックして出発したものだ。 その行為は時間がかかるが、出かける前の「ワクワク」感があった。 いまや、ナビゲーションシステムに行き先の電話番号を入力するのみ。 途中経路に何の関心も持たなくても、目的地に到着できる。 確かに便利だ。 でも、どちらが楽しいかな? 情報処理速度が速くなると、人間に課せられるトランザクションもそれに比例して増大する。 ビジネスの競争はさらに激化する。 時間的な「ゆとり」はどんどん少なくなる。 人間は幸せか? それを理解したうえで、僕はITを推進させる手助けをしている。 その先に何があるのか?
Posted at 2012-01-11 05:45
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