これは昨年、上海の路地裏を歩いた時のスナップである。 ガムテープやゴムバンドにまかれた、オンボロバイクが数台。 しかし、よく見ると全て電動に改造されている。 珍しさや、偽善で乗っている電動車両ではない。 完全に生活の臭いがする電動バイクだ。 カッコよくはないが、必要性があるがゆえに日本よりも電動車両が発達している事が分かる。 理由はともかく、こうして実用化されるところには、改良や進化が生まれる。 次世代の中国電動バイクは、実用的で頑丈なのが生まれそうだ。 日本製品もあるけど、普及はまだまだこれから。 どうする日本! 現在の日本では、ほぼ化石燃料に頼った電力が供給されている。 つまり、どんなに素敵なテスラであっても、不細工な日産リーフであっても、EVは化石燃料で動いていることに変わりない。 しかし、もともと内燃機関はエネルギー効率が悪いので、発電・送電・蓄電のロスを考慮しても、EVのエネルギー効率のほうが多少マシかもしれない。 車両本体価格を無視すれば、エンドユーザーが支払う燃料代(電気代)は、かなりお得だろう。 かといって、太陽電池を屋根に積んだ自動車が動くのはバラエティー番組の中だけ。 原子力と化石燃料への依存をやめるためには、エネルギーの技術革新がまだまだ必要なのです。
Posted at 2012-07-19 03:10
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